2023年01月09日(月)
ラニーニャ現象、勢力弱まりつつもまだ続く・豪州気象局
[天候]
オーストラリア気象局は月2回のレポートで、熱帯太平洋で勢力は弱まりつつありながらもラニーニャ現象が続いているとの見方を示した。水温がここ数週間上がった一方、大気の指標に概ね変化はなく、ラニーニャの基準にとどまっていると指摘。この結果、オーストラリアの北部や東部で平均以上の降雨になりやすいという。長期的に水温がエルニーニョ・南方振動(ENSO)の中立水準に戻る見通しだが、長期間の気象モデルの正確さは下がるため、南半球の秋にかけての見通しは慎重に受け止めるべきと強調した。
インド洋赤道域の西部と東部の海面水温差の影響で起きるインド洋ダイポールモード現象(IOD)は中立状態にあり、通常12月から4月に起こるモンスーン以外のオーストラリアの天候に影響はないとした。このほか、南半球環状モード(SAM)は正の状態にあり、少なくとも1月半ばまで続くと見通した。正の環状モードによって南半球の夏の間オーストラリア東部とビクトリア州東部の降水量が平均を上回り、一方タスマニア州西部の降雨は平均以下になる可能性が強いという。
Posted by 直 1/9/23 - 08:41



