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2008年12月01日(月)

債券:世界的不況と量的緩和先取りして長期債中心に相場上昇
  [場況]

10年債利回り:2.75↓0.17

債券は大幅続伸。世界的な不況のシナリオに基づいた買いで始まり、最後まで流れは変らなかった。夜間取引からユーロ圏経済指標の悪化がプラスに作用していたが、買いに弾みがついたのは米国の通常取引開始からである。米国のデータも予想を下回り、昼に全米経済研究所(NBER)の景気後退宣言、午後にはバーナンキ米連邦準備理事会(FRB)議長が一段の利下げや量的緩和の可能性を示したのを背景に買いが進んだ。

バーナンキ議長の量的緩和コメントによって長期債が再び相場上昇の中心となった。指標である10年債利回りは取引の早い段階よりレンジ切り下げの展開。午後には2.6%台半ばまで低下した。取引終盤に下げ渋ったが、それでも過去最低での引けとなる。30年債利回りも記録を塗り替える低下。

一方、短期債も景気後退と追加利下げを先取りし、買いのトレンドが続いている。ただ、長期債よりはやや鈍いペースであり、このため長短金利差の目安である2年債と10年債の利回り格差が1.85ポイントに縮小。9月下旬以来の小さなギャップだ。

Posted by 直    12/1/08 - 17:34 

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