2023年10月05日(木)
23年EU軟質小麦生産見通し、一段の下方修正で前年比減少に
[穀物・大豆]
欧州の穀物輸出組合COCERALは、欧州連合(EU)27ヶ国の2023年軟質小麦生産見通しを1億2689万トンと、6月時点での1億2732万8000トンから引き下げた。昨年12月の前回レポートで1億2890万3000トンの初回予想を発表して、まず3月に1億2947万1000トンに引き上げたのが、6月と9月連続の下方修正。この結果、前年の1億2860万4000トン(修正値)に比べて減少の見通しに転じた。面積は2204万7000ヘクタールから2170万2000ヘクタールに下方修正、これも前年比マイナスにシフトとなった。イールドは5780万キログラムから5850キログラムに引き上げたが、前年度も5780キログラムから5870キログラムに上方修正し、やはり前年割れの見通しになった。
国別に、最大のフランスの生産見通しを3506万トンから3503万トン、2位のドイツは2163万1000トンから2131万5000トンにそれぞれ下方修正した。フランスは前年から4.0%と増加の見通しを維持したが、ドイツは4.6%減少する。3位のポーランドは2022年と2023年ともに下方修正し、前年比横ばいの1280万1000トンを見通す。EUを離脱した英国の小麦生産は1503万9000トンから1414万3000トンに引き下げた。前年との比較にすると5.8%の減少になる。
EUの2023年コーン生産見通しは6108万トンから6084万1000トンに3回連続で引き下げた。それでも、前年の5272万1000トン(同)から増加には変わらない。面積を832万3000ヘクタールから848万7000ヘクタールに上方修正、イールドは7340キログラムから7170キログラムに引き下げた。生産国で最大のフランスを1122万トンから1163万7000トンに上方修正し、前年に比べて6.8%増加。また、2位のルーマニアは1034万トンから1078万トン、3位のポーランドを770万トンから795万2000トンに上方修正した。
Posted by 直 10/5/23 - 16:13



