2023年10月06日(金)
23/24年世界穀物生産見通し、やや上方修正で過去最高に・FAO
[穀物・大豆]
国連食糧農業機関(FAO)は月次レポートで、2023/24年度世界穀物生産見通しを28億1880万トンと、9月の前回報告時の28億1490万トンからやや引き上げた。前年比0.9%増加、また、2021/22年度に記録した過去最高を上回る見方に戻った。小麦を7億8110万トンから7億8470万トンに引き上げたのが背景にあり、ロシアとウクライナを上方修正。ただ、カナダは長引く乾燥を理由に引き下げた。アルゼンチンとカザフスタンも下方修正。世界の小麦生産は前年比較にすると2.3%減少する。コーンを含めて雑穀は15億1070万トンから15億1090万トンに小幅修正した。前年に比べて2.7%増加。コーンだけならブラジルの見通し改善を反映してやや上方修正した。
2023/24年度の世界消費は28億370万トンとみており、従来予想の280億680万トンから引き下げた。前年からは0.8%増加。小麦消費は0.5%増えて7億8330万トンで、7億8490万トンから下方修正。雑穀も15億100万トンから15億トンに引き下げ、しかし、前年に比べると1.2%増加。
貿易は4億6620万トンの見通しで据え置き、前年との比較で1.7%の減少になる。小麦を200万トン引き下げて1億9330万トンとし、前年比にすると3.5%減少する。一方、雑穀は2億1960万トンから2億1990万トンに若干の上方修正。それでも、前年比は0.7%、3年連続減少見通しになる。穀物の期末在庫は8億7790万トンから8億8400万トンに引き上げ、前年に比べると3.0%の増加。
Posted by 直 10/6/23 - 11:21



