2023年10月11日(水)
過半数が後一回の利上げ支持の中で慎重な向きも・FOMC議事録
[金融・経済]
米連邦準備理事会(FRB)が11日に発表した9月19-20日の米連邦公開市場委員会(FOMC)議事録によると、FOMCメンバー以外のFRB高官も含む会合参加者の過半数がもう一回の利上げを適切と判断した中、一段の利上げは必要にならなくなるとの見方を示す向きもあった。景気見通しが不透明との見方が大半を占め、新たな不透明要素として自動車労組のストライキが挙がった。ストの影響からのインフレ上昇や景気の下振れリスクに懸念が占めされた。全ての参加者が注意深い政策運営の過程にあることを認識。会合ごとに経済指標に基づいた景気見通しやリスクを査定しながら政策を決めていくことで一致した。
一方で、参加者全員はインフレ率が2%の目標に着実に向かっていると確信できるまで引き締め政策を維持することに合意した。一部の参加者は、インフレペースがどの程度の引き締めを十分とするか判断の決め手になるとコメント。今後はどこまで金利を引き上げることから、金利をどの程度の期間高い水準で保つかに焦点を当てるべきだと主張する向きも複数あった。
FOMCは9月の会合でフェデラルファンド(FF)金利の誘導目標レンジを年5.25-5.5%で据え置いた。今年2回目の利上げ見送りはほぼすべての参加者が支持したという。FOMCの次回会合は10月31日-11月1日に開催の予定となっている。
Posted by 直 10/11/23 - 14:33



