2023年11月29日(水)
7-9月期GDPは前期比5.15%の増加に上方修正、予想も上回る
[経済指標]
実質国内総生産(GDP)改定値
出所:米商務省、NY8:30発表、季節調整値、年率、単位10億ドル
| 23年3Q | 速報値 | 23年2Q | 市場予想 | ||
| 実質国内総生産 | ↑5.15% | ↑4.88% | ↑2.06% | ↑4.9% | |
| 個人消費 | ↑3.59% | ↑3.98% | ↑0.80% | ||
| 国内投資 | ↑10.49% | ↑8.43% | ↑5.18% | ||
| 物価指標 | |||||
| >GDPデフレーター | ↑3.55% | ↑3.52% | ↑1.74% | ↑3.8% | |
| >個人消費支出(PCE) | ↑2.81% | ↑2.92% | ↑2.49% | NA | |
| >>コア | ↑2.31% | ↑2.43% | ↑3.66% |
米商務省によると、7-9月期実質国内総生産(GDP)改定値は前期から年率で5.15%の増加、速報の4.88%増から上方修正となった。市場予想も上回った。GDPは5-四半期連続の増加、、2021年10-12月期以来の大幅上昇となった。
経済の3分の2を占める個人消費支出は3.59%の増加と、速報の3.98%増加から引き下げられた。耐久財が7.63%増加から6.82%増加に下方修正されたほか、サービスも3.05%の増加と、速報値で3.58%増だったのより小幅プラスにとどまった。一方、非耐久財は3.54%と2021年4-6月期以来の大幅プラス、伸び美率は速報の3.27%から上方修正された。
設備投資は1.28%の増加と、速報で0.07%減少だったのから上方修正となった。修正に伴い、.2021年10-12月期から連続の増加となるが、伸び率はこの8-四半期でもっとも低かった。建造物は6.89%の増加、速報の1.56%増から引き上げられた。機器は2-四半期ぶりの減少となったものの、マイナス幅は速報の3.82% から3.54%に縮小した。知的財産権は、2.61%増から2.81%増加に上方修正。住宅投資は6.19%の増加と、2021年1‐3月期以来のプラス、伸び率は速報の3.85%から引き上げられた。在庫投資は806億ドル増加から839億ドル増加に上方修正された。
貿易収支は9354億ドルの赤字となった。3-四半期期ぶりの大幅赤字だが、速報の9377億ドルからはやや引き下げられた。輸出が5.97%増えたほか、輸入は5.20%の増加。どちらも速報の6.24%と5.66%の増加から下方修正された。政府支出は、4.59%増加から5.50%増加に引き上げられた。連邦政府が6.14%増から6.96%増に上方修正となったほか、地方政府の伸び率も3.67%から4.64%に引き上げとなった。
個人消費支出物価指数(PCE)は、前期から2.81%上昇した。前期より若干高い伸びとなりながらも、速報の2.92%からは引き下げられた。エネルギーと食品を除いたコア指数は速報で2.43%の上昇だったから2.31%上昇に下方修正、2020年10-12月期以来の小幅上昇を記録した。前年比にすると、PCEは3.40%の上昇、コアは3.90%の上昇で、いずれも速報での伸び率3.43%、3.93%とほぼ据え置きとなった。
Posted by 松 11/29/23 - 08:53



