2023年12月13日(水)
政策金利、ピークに達したかその局面に近い・FRB議長会見
[要人発言]
米連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長は13日の米連邦公開市場委員会(FOMC)会合後に記者会見を行い、政策金利がピークに達したか、その局面に近づいているとの見方を示した。会合参加者の中に利上げを見越す向きがなかったことも指摘。一方で、景気の強靭さを認識し、またインフレ率が2%の目標に向かっての進展が続く保証はないと述べた。今後の利上げの可能性を排除する向きもなかったという。会合後に発表された声明で、一回でも追加利上げ(any additional policy firming)が適切と判断するのにこれまでの利上げ効果を見極めるとの文言が盛り込まれたことについて、利上げの可能性が残ることを示すためと述べた。
FOMCの声明は物価上昇の鈍化を挙げ、パウエル議長も会見でここ数か月間の物価指標がインフレ鈍化を示していることを歓迎するとコメントした。しかし、インフレ率が目標に向かって着実に下がっていると確信するにはさらなる証拠が必要とし、物価を安定させることが当局の雇用と物価の目標達成に欠かせないとも強調。物価を押し下げることに強い姿勢を示した。今後の金融政策は会合ごとで決めていくとの従来の方針を繰り返した。
Posted by 直 12/13/23 - 17:00



