2008年12月15日(月)
ABARE、2008/09年度世界小麦生産見通し再び上方修正
[穀物・大豆]
豪農業資源経済局(ABARE)は15日に発表した四半期ごとの商品レポートで、2008/09年度の世界小麦生産について前年比12.0%増の6億8300万トンと推定していることを発表した。9月の前回報告で見込んでいた6億7200万トンから再び上方修正である。欧州連合(EU)を1億4600万トンから1億5000万トンに改定した。米国は100万トン引き上げて6800万トン。ロシアは6200万トンと、前回報告に比べて700万トンアップである。中国の1億1300万トンとインド7800万トンは据え置き。
2008/09年度世界消費もまた従来に比べて高めの見通しになった。6億4300万トンより800万トン高い6億5100万トンで、前年比は6.0%増加の見方。2005/06年度に記録した過去最高を上回る見通しでもあり、飼料需要が寄与していることを指摘。前回報告を800万トン上回る1億1900万トンとし、これは前年から36.8%増加になる。食用も100万トン引き上げて前年比1.3%増の4億5200万トンを見込む。
2008/09年度の国別輸出については、アルゼンチンを9月の報告で900万トンに見越していたのから800万トンに引き下げた。前年比20.0%減少の味方になった。カナダとEUはいずれも200万トンの上方修正で、1800万トン、1700万トンとした。米国は前年比23.5%減の2600万トンを維持した。
期末在庫予測は1億5100万トンから1億5000万トンに下方修正した。しかし、前年度の1億1800万トンからは大きく膨らむ見方を維持している。
Posted by 直 12/15/08 - 14:53



