2024年08月29日(木)
4-6月期GDPは前期比2.95%の増加に上方修正、予想も上回る
[経済指標]
実質国内総生産(GDP)改定値
出所:米商務省、NY8:30発表、季節調整値、年率、単位10億ドル
| 24年2Q | 速報値 | 24年1Q | 市場予想 | ||
| 実質国内総生産 | ↑2.95% | ↑2.84% | ↑1.41% | ↑2.8% | |
| 個人消費 | ↑2.90% | ↑2.32% | ↑1.45% | ||
| 国内投資 | ↑7.48% | ↑8.40% | ↑4.39% | ||
| 物価指標 | |||||
| >GDPデフレーター | ↑2.49% | ↑2.28% | ↑3.08% | ↑2.3% | |
| >個人消費支出(PCE) | ↑2.52% | ↑2.62% | ↑3.40% | NA | |
| >>コア | ↑2.77% | ↑2.89% | ↑3.74% |
米商務省によると、4-6月期実質国内総生産(GDP)改定値は前期から年率で2.95%の増加と、速報値の2.84%増から上方修正となった。市場予想も上回った。
経済の3分の2を占める個人消費支出は、2.32%の増加から2.90%の増加に引き上げられた。耐久財が4.92%増えたほか、非耐久財は1.98%の増加、いずれも伸び率は速報値の4.69%、1.38%から上方修正。サービスも2.85%の増加と、速報の2.22%から引き上げられた。
設備投資は4.55%の増加と、速報での5.17%増加から下方修正となった。機器の伸び率が11.57%から10.84%に引き下げられたほか、知的財産権は2.58%の増加と、これもも速報で4.51%増加だったから下方修正。一方、建造物は2022年7-9月期以来の減少となったが、マイナス幅は1.57%と、速報の3.36%の半分以下に縮小した。住宅投資は2.06%の減少と、速報の1.39%より大きなマイナス幅に修正となった。在庫投資は690億ドルの増加、速報で713億ドル増加だったのからやや下方修正された。
貿易収支は、1兆102億ドルの赤字になった。1兆ドルを超えたのは2022年4-6月期以来で、速報の1兆70億ドルから引き上げられた。輸出が1.98%の増加から1.57%増加に下方修正、一方輸入は7.01%の増加と、速報の6.94%より大幅なプラスに修正となった。政府支出は3.08%の増加から2.67%の増加に引き下げ。連邦政府の伸び率は3.24%、地方政府は2.32%で、揃って速報値から下方修正となった。
個人消費支出物価指数(PCE)は前期から2.49%の上昇、エネルギーと食品を除いたコア指数は2.72%の上昇となった。それぞれ速報の2.62%と2.89%から下方修正となった。前年比にすると、PCEの上昇率が2.57%、コアが2.65%で、いずれも速報の2.60%、2.68%より若干小さくなった。
Posted by 松 8/29/24 - 08:41



