2024年09月20日(金)
24年EU軟質小麦生産見通し、3回連続下方修正・COCERAL
[穀物・大豆]
欧州の穀物輸出組合COCERALは、欧州連合(EU)27ヶ国の2024年軟質小麦生産推定を1億1492万7000トンと、6月時点での1億2263万5000トンから引き下げた。昨年12月に1億2584万2000トンの初回予想を発表してから、これで3回連続の下方修正。前年比にして9.1%の減少になる。面積を2088万5000ヘクタールから2056万1000ヘクタールに下方修正し、前年との比較で5.5%の減少。イールドは5870キログラムから5590キログラムに引き下げ、この結果、前年の5820キログラムから低下の見方に転じた。
国別に、最大のフランスの生産を3035万3000トンから2617万トン、2位のドイツは2025万トンから1841万トンにそれぞれ引き下げた。フランスは前年から25.4%落ち込み、ドイツが13.7%減少。3位のポーランドは1260万2000トンから1232万6000トンに下方修正し、前年に比べて6.7%減少見通しである。このほか、EUを離脱した英国の小麦生産を1182万1000トンから1109万9000トンに下方修正した。前年との比較にすると20.3%ダウンの見通し。
EUの2024年コーン生産見通しは6024万9000トンとし、前回報告での6475万8000トンから引き下げた。初めての下方修正になり、しかも初回予想の6366万5000トンを下回る。前年比較は6.7%減少で、これまでの増加予想からシフト。面積は872万6000ヘクタールから886万8000ヘクタールに上方修正、前年比が5.1%増加になる。しかし、イールドを7420キログラムから6790キログラムに下方修正。前年の7650キログラム(修正値)から低下の見通しになった。EUの見通しを引き下げたのは2位のルーマニア。1113万7000トンから702万6000トンに引き下げ、前年との比較が38.0%の減少になる。また、ブルガリアも前回報告の約半分に下方修正となった。半面、生産国で最大のフランスは1435万5000トンとみており、6月時点での1307万7000トンから引き上げた。前年と比べて11.1%増加。また、3位のポーランドは894万9000トンから995万3000トンに上方修正、8.7増加見通しに転じた。
Posted by 直 9/20/24 - 10:24



