2024年12月05日(木)
コーン由来エタノール生産促進背景に、インドの砂糖きび需要鈍化
[エタノール]
インド政府のコーン由来エタノール生産促進を背景に、エタノール生産向けの砂糖きび需要が鈍化、収益に影響を及ぼしていると報じられた。インド砂糖・バイオエネルギー生産者協会(ISMA、旧インド製糖所協会)のプレジデントは、砂糖由来のエタノールのシェアが40%以下となっており、加えて砂糖輸出の停止、砂糖価格の下落で、農家への返済に窮するなど製糖所が危機に面していると述べた。地元メディアによると、インドのコーンからのエタノール生産は2022/23年度の100万トンから、2023/24年度に700万トンに増加。2024/25年度にはさらに1300万トンに増える見通しとなっている。
また、エタノール向けのコーン需要増加に伴いコーン価格が上昇し、飼料や食用油などの価格も押し上げている。地元の著名アナリストは、2024/25年度にエタノールに600万トン、飼料向けで200万トンのコーン需要が増加すると予想。しかし、生産が4170万トンと、前年か約400万トン増える見通しであることを指摘し、価格上昇がさらに進み、輸入も増えるとの見方を示した。
Posted by 直 12/5/24 - 11:08



