2024年12月31日(火)
オーストラリア24/25年度産小麦に大雨で品質低下懸念
[穀物・大豆]
オーストラリアで、11月終わりの大雨によって2024/25年度産小麦の品質低下が懸念されていると報じられた。地元アナリストは、ニューサウスウェールズ州、ビクトリア州、サウスオーストラリア州でまだ500万-600トンの小麦の収穫を残していた中で多雨に見舞われたことを指摘した。ただ、12月半ばに収穫が再開し、当初はビクトリア州とニューサウスウェールズ州南部を中心に300万-400万トンの作柄評価引き下げが予想されていたのから、被害が当初ほどではないとの見方も出ている。このほか、ウエスタンオーストラリア州ではたんぱく質が当初の予想以下、前年からも低下の見通しが伝わっている。
2024/25年度の小麦生産自体は、東部の好天気やウエスタンオーストラリア州の降雨改善が寄与して増加の見通しとなっている。オーストラリア農業資源経済科学局(ABARES)の生産推定は3189万トンと、前年から22.8%増加。市場関係者の間でも3000万トンを超えるとみられている。
Posted by 直 12/31/24 - 10:06



