2009年09月15日(火)
8月生産者物価指数(PPI)は前月比1.75%上昇、予想上回る
[経済指標]
生産者物価指数(PPI)
出所:米労働省、NY8:30発表、季節調整値、1982年=100
| 前月比 | 09年8月 | 09年7月 | 市場予想 | |
| 生産者物価指数(PPI) | ↑1.75% | ↓0.87% | ↑0.8% | |
| コア(エネルギ・食品除く) | ↑0.17% | ↓0.12% | ↑0.1% |
米労働省が発表した8月の生産者物価指数(PPI)は前月比1.75%上昇した7月に0.87%と4ヶ月ぶりに下落したのから再びプラス転換。市場が予想していた以上の伸びでもある。変動の激しいエネルギーと食品除いたコア指数が前月から0.17%上がり、これも予想を上回った。
エネルギーが7.98%上がり、2007年11月以来の高い伸びとなった。ガソリンが22.98%、暖房油21.31%とそれぞれ前月から上昇ペースが加速。ただ、天然ガスは住居用で0.93%下げに転じ、工業用が前月の3%を超える上昇から0.15%と伸び悩んだ。食品は0.40%のプラス。卵が1割の値上がりとなり、野菜・果物の上昇も目立つ。また、牛肉、乳製品、清涼飲料水などが高い。しかし、魚介類や加工済みの七面鳥、鶏肉は下がった。
資本財が0.25%上昇したが、内訳はまちまちである。小型トラックがプラス転換し、コンピューターや農機もアップ。反面、事務機器、油田関連機器の値下がりが目立つ。テキスタイル、紙、印刷関連など前月比横ばいも少なくない。消費財では乗用車が前月に1.73%落ちたのから0.69%上昇に改善した。宝飾品、家電もプラス転換。逆に化粧品やタイヤ、たばこが下げに転じた。中間財と原材料が1.81%、3.81%それぞれ上昇。コアに限ると中間財が0.58%、3ヶ月連続で伸び、原材料が6.03%、5ヶ月続けて上昇。
PPIは前年比較すると4.27%下落した。前年割れは9ヶ月連続。ただ、7月時点で1947年の調査開始以来最大の落ち込みを記録してからやや下げペースは鈍った。コアは2.31%上昇し、2007年12月以来の低い伸びになる。
Posted by 松 9/15/09 - 08:45



