2010年06月10日(木)
4月貿易収支は402.9億ドルの赤字、予想やや下回る
[経済指標]
貿易収支
出所:米商務省、NY8:30発表、季節調整値、単位100万ドル、▲赤字
| 10年4月 | 前月比 | 10年3月 | 市場予想 | ||
| 貿易収支 (モノ+サービス) | ▲40285 | ↑ 0.59% | ▲40047 | ▲41300 | |
| >モノ(Goods) | ▲52457 | ↑ 0.19% | ▲52357 | ||
| >サービス | 12172 | ↓1.13% | 12311 | ||
| 輸出 (モノ+サービス) | 148807 | ↓0.68% | 149829 | ||
| 輸入 (モノ+サービス) | 189092 | ↓0.41% | 189876 |
米商務省が発表した4月の貿易収支は402億8500万ドルの赤字だった。3月の赤字幅が速報の404億2300万ドルから400億4700万ドルに改定で、4月は前月比0.59%のプラス転換だ。また、2008年12月以来の大幅赤字となったが、市場予想は下回った。年初からあわせて1555億4100万ドルの赤字で、これは前年同期から30.84%増になる。
なお、商務省は季節調整の年次修正を1999年まで遡って行ったが、データの全体トレンドを変えることはなかったとしている。
4 月の輸出が前月比0.68%減少に転じた。モノが1.05%落ちたが、カテゴリー別では増加、減少とまちまち。食品・飼料・飲料で7.59%ダウンとなり、一般消費財が薬品や宝飾品などを中心に5.32%減った。資本財はほぼ横ばい。工業品が1.85%増え、燃料油や鉄鋼機器、化学、金属関連が前月比プラスだった。自動車および部品は1.40%アップ。サービス輸出は 0.19%増加。11ヶ月続けて前月を上回っているが、4月はこの間で最も低い伸びだった。
4月の輸入は0.41%減少し、3ヶ月ぶりのマイナス転落である。モノだけで0.64%ダウン。一般消費財が4.40%落ち、薬品関連やテレビ、玩具、美術・骨董などが前月比マイナスで特に大きい。自動車および部品が1.04%ダウンで、食品・飼料・飲料が0.13%減った。
一方、資本財が4.18%増加した。コンピューター、半導体、通信機器などが大幅アップ。工業品は0.19%増えた。工業品で燃料油や核燃料機材、石油製品が前月比プラスとなった。原油も季節調整前なら1.92%増加。単位価格が前月から3.78%上がって77.13ドルとなり,買い付け規模も日量980万4000バレルと前月を1.49%上回る。しかし、季節調整後の原油輸入は前月割れだった。
サービス輸入は0.70%増加。3月に昨年8月以来のマイナス転落となったのから持ち直した。
物価上昇を考慮した実質値(リアルマネー)ではモノの赤字が前月比0.54%増の443億2600万ドルだった。石油関連が6.16%落ちながら、非石油は5.10%増加である。
国別で赤字最大の対中国が193億1500万ドルとなった。前月の168億9700万ドルを上回る。日本とのギャップは逆に前月の53億1700万ドルから48億1500ドルに縮小した。対メキシコ赤字も前月からダウン。反面、対カナダや石油輸出国機構(OPEC)に対する赤字幅は拡大した。
Posted by 松 6/10/10 - 08:50



