2010年06月14日(月)
セントルイス連銀総裁、世界経済の力強い回復見通す
[要人発言]
セントルイス連銀のブラード総裁は14日に東京で講演および記者会見を行い、世界経済の力強い回復を見越す発言をした。総裁は欧州の財政不安、あるいは中国の資産バブル崩壊といったシナリオでも妨げとなることはないと前向きな姿勢をみせた。
さらに、米経済成長率は7-9月期終わりまでに世界的な景気後退前の水準に戻ると予想。欧州問題により米金融政策変更のタイミングが変わることもないという。一方、現行の回復力は利上げに不十分との見方も示した。
ブラード総裁は民間セクターの雇用創出が夏場に本格的になり、今年中に失業率も徐々に下がっていくことを見通した。一部のエコノミストなどが雇用の行方に悲観的なことを認識し、これは短期派遣の増加分を除いているためと指摘。物価に関すると、2008年終わりから2,009年初めにかけてデフレを強く懸念していたと明かした。しかし、現時点でデフレに陥る可能性は逃れたとコメントしている。
ブラード総裁は今年の米連邦公開市場委員会(FOMC)メンバーを務める。
Posted by 直 6/14/10 - 11:01



