2010年06月22日(火)
ABARE、10/11年度世界小麦生産見通し小幅引き上げ
[穀物・大豆]
豪農業資源経済局(ABARE)は22日に発表した四半期ごとの商品レポートで、2010/11年度の世界小麦生産見通しを
6億5600万トンから6億5800万トンに小幅引き上げた。ただ、2009/10年度の推定も6億6600万トンから6億75600万トンに上方修正。この結果、2010/11年度の前年比は2.5%減の見方になり、3月時点で見越していた1.8%以上の減少をみている格好だ。
中国で前年から4.4%落ちて1億900万トンになると見通す。また、ロシアの生産が5700万トン、米国5600万トンでいずれも6%以上の前年比マイナス見通し。反面、インドは一年前と同水準の8100万トンを予想しており、欧州連合(EU)27カ国であわせて前年同期を3.6%上回る1億4300万トンとみる。
2010/11年度世界小麦消費見通しは6億5000万トンから6億5200万トンに改定した。消費にしても2009/10年度推定を引き上げ、修正幅が300万トンと生産以上。このため、2010/11年度の伸び率予測が1.3%から1.1%と僅かに小さくなった。消費で食用が前年から1.1%増えて4億5700万トンと予想。飼料用は前年比横ばいの1億400万トンをみる。
輸出ついて、アルゼンチンが前年度から5割増加し手500万トンになると見通した。オーストラリアも一年前を15.4%上回る1500万トンの予想。EU27カ国が5.3%増の2000万トン。反面、カナダが5.9%落ちて1600万トンとなり、ロシアは56%減の1700万トンとの予想。米国は前年から4.0%ダウンとみており、この結果2400万トンになるとの見通しだ。期末在庫見通しが2億200万トン。100万トン引き下げたが、前年からは3.1%増加の見方である。
Posted by 直 6/22/10 - 09:30



