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2010年07月30日(金)

4-6月期GDPは前期比2.39%増、予想やや下回る
  [経済指標]

実質国内総生産(GDP) 速報値
出所:米商務省、NY8:30発表、季節調整値、年率、単位10億ドル

10年2Q 10年1Q 市場予想
実質国内総生産 ↑ 2.39% ↑3.73% ↑ 2.5%
個人消費 ↑ 1.63% ↑1.86%
国内投資 ↑ 28.80% ↑29.08%
物価指標
>GDPデフレーター ↑ 1.83% ↑0.97% ↑ 1.1%
>個人消費支出(PCE) ↑ 0.05% ↑2.08% NA
>>コア ↑ 1.15% ↑1.23%

米商務省が発表した4-6月期実質国内総生産(GDP)速報値は前期比2.39%増となった。4四半期連続の成長だが、前期の3.73%より低い伸び。市場予想もやや下回った。なお、商務省は2007年1-3月期に遡って発表済みデータの年次修正を行い、このたびの報告には修正値を取り入れたという。ただ、修正前と比べても4-6月期は前期から伸び悩みになる。

経済の約3分の2を占める個人消費支出伸び率が1.63%となった。前期の伸び率が従来推定3.03%から1.86%に下方修正となり、4-6月期には一段とペースが鈍った格好になる。耐久財が7.47%、非耐久財1.61%それぞれ前期以下の増加幅だった。ただ、モノの消費の内訳をみるとまちまちで、自動車および部品が9.56%増加に転じた一方、食品が2.59%のマイナス転落。家具や衣料品は前期より低い伸びだった。サービスへの支出が0.76%増加。前期の伸び率が0.06%と従来推定の1.45%から修正となったことで、4-6月期に増加ペースが速まった。

設備投資は19.09%増えた。2006年1-3月期以来の高い伸びである。建造物への投資が5.11%増加し、これは2008年4-6月期以来、ちょうど2年ぶりのプラス転換だ。機器・ソフトウエアで21.89%と2四半期連続で2割を超える伸びとなった。在庫投資は757億ドル増加し、GDPへの寄与度が1.05ポイント。前期の2.64ポイントから縮小した。

住宅投資は27.78%増えた。3四半期ぶりの増加であり、しかも2割を超える伸びは住宅バブルの間でも1回あっただけである。

貿易収支では赤字幅が4259億ドルとなった。2008年10-12月期以来の大幅赤字である。輸出が10.35%増加し、輸入は28.83%アップ。いずれも4四半期連続プラスだが、輸出に付いてはこの間で最も低い伸びとなり、逆に輸入が最高だ。貿易赤字はGDPを2.78ポイント削減した。

政府支出は4.37%、3四半期ぶりに増加した。連邦政府による支出が9.15%と昨年4-6月期以来の高い伸び。州および自治レベルで1.26%増えて、これは4四半期ぶりに前期を上回った。

物価については、個人消費支出物価指数(PCE)が前期比0.05%上がった。5四半期連続で上昇となるが、4-6月期の伸び率はこの間で最少。エネルギーと食品を除いたコア指数が1.15%し、これは昨年1-3月期以来の低い伸び。前年比較にすると全体の上昇率が194%、コア指数1.49。

Posted by 松    7/30/10 - 08:51 

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