2010年07月30日(金)
2010年世界小麦生産見通し下方修正の可能性・国連FAO高官
[穀物・大豆]
国連食糧農業機関(FAO)高官は米通信社ダウ・ジョーンズとのインタビューで、2010年の世界小麦生産見通しを下方修正する可能性があることを明かした。主要生産地における天候要因を指摘し、在庫とともに少なくとも1000万-1500万トン引き下げるかもしれないという。従来は世界生産が6億7600万トンになるのを見込んでいたのに対し、現時点では6億6500万トン近くにとどまるのを危惧しているとコメント。それでも2006-08年の平均6億3700万トンは上回るともした。
具体的にはロシアの生産が年初に約6000万トンを見越していたものの、5500万トンを下回りそうだと述べた。北半球の生産全体が不透明で、FAOが9月に次回推定を発表するころにはより明確になるだろうという。
価格も向こう数週間高止まりし、さらなる上昇もあり得ると指摘。ただ、2008年に記録した高水準までは上がらないともしている。
2010/11年度の期末在庫に関すると、前月に1億9400万トンの見通しを示していたが、1億8000万トン近くにとどまる見方に傾いているという。ロシアでは干ばつに見舞われているが、在庫が多く、価格上昇のクッションとなり得ることを取り上げている。
Posted by 直 7/30/10 - 10:41



