2011年05月06日(金)
4月非農業雇用数は前月から24.4万人増加、予想上回る
[経済指標]
非農業雇用数
出所:米労働省、NY8:30発表、季節調整値、単位1,000人
| 11年4月 | 前月比 | 11年3月 | 市場予想 | ||
| 非農業雇用数 | 131028 | ↑244 | ↑221 | ↑185 | |
| 民間雇用数 | 108862 | ↑268 | ↑231 | ↑200 | |
| 週平均労働時間 | 34.3 | →0.0 | 34.3 | 34.3 | |
| 時間あたり賃金 | $22.95 | ↑0.57% | ↓0.26% | ↑0.2% |
米労働省が発表した4月の非農業雇用数は前月比24万4000人増えた。7ヶ月連続アップとなり、昨年5月以来の大幅プラス。市場予想も上回った。このほか、3月の増加数は速報の21万6000人から22万1000人に改定である。2月も23万5000人と従来推定の19万4000人以上。2011年に入って最初の4ヶ月間であわせて76万8000人の雇用増加となった。月平均19万2000人増と、前月時点での15万9000人を上回る。
政府雇用は2万4000人減少し、これを差し引いた民間雇用数は26万8000人増だ。2010年3月からの増加基調を続け、また、4月は2006年2月以来の大幅プラスである。
資源・鉱業や建設を含めた製造全体の雇用が前月比4万4000人増加した。7ヶ月連続増加で、3月以上のプラス幅でもある。建設が前月比5000人、3ヶ月連続して増えた。鉱業は1万人のプラスで、今年に入って増加基調を続けている。
製造業だけなら、2万9000人増加した。昨年11月から伸び続け、前月以上の増加数でもある。非耐久財が1万人増え、2007年1月以来の大幅プラスとなった。一方、耐久財は1万9000人アップ。昨年9月から連続して前月を上回っているが、4月は今年最少の増加である。業種別には金属関連や機械、ハイテク、輸送機、非耐久財なら食品、飲料品、化学の増加が目立った。
民間サービス業は22万4000人増加した。16ヶ月連続アップで、2006年11月以来の大幅プラスを更新。小売が5万7100人の増加で、これは2000年4月以降最大のプラスになる。輸送サービスで4100人と前月からペースが速まった。金融セクターは2ヶ月連続アップ。金融機関・保険で7ヶ月連続減少したが、不動産・リースが7200人と前月並みのプラスになった。
プロフェッショナル・サービスが5万1000人増。3月以下の前月比プラスだが、業種別に事務関連から、法律関連、会計、建築、コンピューターサポート、マネジメント・テクニカルコンサルティングなど大半が前月から改善している。短期派遣は2300人減り、3ヶ月ぶりのマイナス転落だった。
医療関連の雇用は前月より4万1800人多い。2008年4月以来の大幅プラス。教育が7300人増え、3月の下方修正によって4月はプラス転換である。娯楽関連は1万4800人増加し、前月以上の伸びとなったが、ホテル関連は3万600人増で、3ヶ月ぶりの小幅プラス。
政府雇用は昨年11月から連続ダウンであり、しかも4月は前月の2倍以上の落ち込み数となった。連邦政府は2000人、3ヶ月ぶりにダウン。州政府の雇用が8000人落ち、地方自治体は1万4000人減少した。
週間平均労働時間は34.3時間だった。3ヶ月間続けて同じだ。市場予想とも一致した。時間あたり賃金も前月比0.57%増の22.95ドル。市場が予想していた以上の伸びである。賃金は前年比較だと1.91%上がった。
Posted by 松 5/6/11 - 09:01



