2011年06月16日(木)
6月フィラデルフィア連銀指数マイナス7.7、昨年9月以来でゼロ割る
[経済指標]
フィラデルフィア連銀指数
出所:フィラデルフィア連邦準備銀行、NY10:00発表
| 11年6月 | 11年5月 | 市場予想 | ||
| 現況指数 | ▲7.7 | 3.9 | 7.0 |
フィラデルフィア連邦準備銀行が発表した6月の企業景況感指数はマイナス7.7となった。前月のプラス3.9から低下し、好不調の分岐点となるゼロを割ったのは昨年9月以来。また、水準的には2009年7月以降最低になる。市場予想も大きく下回った。
活動別には、新規受注がマイナス7.6だった。前月のプラス5.4から下がり、昨年11月から続いたプラス圏での推移が止まった格好になる。受注残はマイナス16.3、納期がマイナス20.5。いずれも2ヶ月連続でゼロを下回り、また6月は2009年6月以来の低水準だ。在庫はマイナス8.5で、昨年10月以降最低。出荷は前月より2.5ポイント低い4.0だった。雇用が前月の22.1から4.1にダウンで、昨年10月以来の低水準。週平均労働時間が1.9。昨年11月から増加基調を続けたことになるが、6月は前月からペースが鈍り、この8ヶ月間で最もゼロに近い。
生産コストを示す支払い指数が26.8だった。前月の48.3から下がり、昨年9月以来の低水準。販売価格を示す受取り指数は16.8から4.4にダウンで、昨年12月からゼロを下回ったことはないものの、6月はこの7ヶ月間で増加ペースが最も緩やかだったことになる。
向こう6ヶ月の見通しを表す指数は2.5だった。前月の16.6からダウンとなって、2008年12月以来の低水準である。新規受注が前月の半分以下の7.9で、これも2008年12月以来みることのなかった低水準。出荷が6.6だった。2008年12月以降、ゼロは上回りながらこの間で最も低い。受注残がマイナス9.6と2008年11月以来、納期はマイナス11.4で昨年9月以来の低水準。在庫は前月のプラス5.2からマイナス16.8に落ちた。雇用が5.5で、昨年9月からプラス圏で推移を続けた中で最低水準である。労働時間は昨年8月以来でゼロより低いマイナス1.6。設備投資が前月の23.1から12.9に低下した。
支払い価格の見通し指数が27.5となった。前月の52.4を下回り、昨年9月以来の低水準。受取り見通し指数は27.3から2.5にダウン。2009年7月からゼロを上回り、しかし6月はこの間で最もゼロに近い水準になる。
Posted by 直 6/16/11 - 10:10



