2011年06月22日(水)
FRB、短期米経済成長率予想一段と下方修正
[経済指標]
米連邦準備理事会(FRB)は22日、短期米経済見通しを発表した。これは、FRB理事および地区連銀総裁が21-22日に開いた米連邦公開市場委員会(FOMC)会合で提出した見通しをまとめたもの。2011年の成長率予想レンジは2.7-2.9%で、4月時点で見越していた3.1-3.3%から引き下げとなる。2012年に関すると3.5-4.2%から3.3-3.7%に修正。2013年の伸び率では、最低予測を3.5%で据え置き、しかし最高予測は4.3%から4.2%に引き下げた。
失業率見通しに関すると、2011年に8.6-8.9%として、これは従来の8.4-8.7%から引き上げた。しかし、1月時点での予想レンジ8.8-9.0%に比べるとまだ低い。2012年の予想レンジを7.6-7.9%から7.8-8.2%、2013年を6.8-7.2%から7.0-7.5%にそれぞれ改定。いずれも1月の予想以上である。
物価上昇率見通しについては、個人消費支出(PCE)指数で2011年の予想を従来2.1-2.8%としていたのから2.3-2.5%にレンジを狭めた。2012年は1.5-2.0%の見通し。レンジ下限が1.2%から引き上げとなり、上限は据え置きだ。2013年も最低予測は1.4%から1.5%に改定し、しかし最高予測は2.0%を維持している。PCEコア指数の予想レンジは2011年で従来の1.3-1.6%から1.5-1.8%、2012年は1.3-1.8%から1.4-2.0%にそれぞれ引き上げた。2013年は1.4-2.0%のまま保った。
短期見通しと別に、より長期的なトレンド予想では、成長率を2.5-2.8%とした。4月時点でのレンジと同じ。失業率、PCE物価上昇率もそれぞれ従来の5.2-5.6%、1.7-2.0%で据え置いた。
Posted by 直 6/22/11 - 14:13



