2011年06月22日(水)
FRB、追加措置取るにもまず情勢見守る・FRB議長会見
[要人発言]
米連邦準備理事会(FRB)のバーナンキ議長は22日に二日間の米連邦公開市場委員会(FOMC)会合を終えた後で記者会見し、FRBが景気浮揚のために追加措置を取るとしても、まずは情勢を見守るとの意向を示した。てこ入れの方法はまだあるとし、今後の情勢次第では取り組むこともあり得るとコメント。景気回復に関すると、スローダウンを認識し、しかし一時的な要因もあるとFOMCの判断を繰り返した一方、2012年には再びペースが速まるとの見通しを示した。また、昨年8月に比べると当局の雇用拡大と物価安定の目標に近くなっているとしたほか、デフレリスクがなくなったとも述べた。
バーナンキ議長はむしろインフレがFOMCの目標よりやや高めであることに言及した。インフレターゲットにより見通しを出しやすいとコメント。しかし、現時点で何も計画はなく、またインフレターゲットを導入するには世論やホワイトハウス、議会の賛成が必要とも述べた。超低金利政策を長期維持するとのFOMCの決定については、少なくとも2-3回の会合を意味するとのこと。
財政赤字について、議会は長期的な対策を打ち出すべきだと述べた。大幅の歳出削減が雇用創出につながることはないともいう。このほか、雇用情勢の全面的な回復には数年かかるとの見方を示した。大統領選を控える来年の失業率は8%を超えているかもしれないと述べた。
Posted by 直 6/22/11 - 15:46



