2011年07月13日(水)
IEA、2011年世界石油需要推定を引き上げ
[エネルギー]
国際エネルギー機関(IEA)は13日に発表した月報で、2011年の世界石油需要を日量8,950万バレルと推定、前月から20万バレル引き上げた。新興国のベースラインでの見通し引き上げが、価格高騰や景気減速に伴うOECD諸国の引き下げ分を上回った。今回が初めてとなるい2012年の需要推定は日量9,100万バレル、前年比で150万バレル増加する見通しだ。需要増は全て新興国によるもので、OECD諸国の需要は前年から小幅減少となる。
6月の世界石油供給は日量8,830万バレルと前月から120万バレル増加。OPECの6月生産量は日量3,000万バレルと前月から80万バレル増加、サウジの増産が背景にある。非OPEC産油国の2011年の生産見通しは日量5,310万バレルと前月から小幅引き下げ。2012年度生産は5,400万バレルに増加する。OPECに対する石油需要(Call on OPEC)は2011年度が日量3,060万バレルに引き上げ、2012年度は3,070万バレルに増加する。また7-9月期は3,130万バレルに達するとの見通しも示した。
7-9月期の世界製油所稼動は日量7,590万バレルと、前期から230万バレル増加する。4-6月期は製油所の点検が集中したことやリビアの生産減少、日本の震災の影響や製油所マージンの低下により大幅に減少した。OECD諸国の石油在庫は5月末時点で26億8,000万バレルと前月から2,390万バレル増加。消費の58.6日分をカバーしている。速報データによると、6月末時点の在庫は洋上在庫も含めて取り崩しが予想されるという。
Posted by 松 7/13/11 - 07:56



