2011年10月07日(金)
9月非農業雇用数は前月から10.3万人増加、予想も上回る
[経済指標]
非農業雇用数
出所:米労働省、NY8:30発表、季節調整値、単位1,000人
| 11年9月 | 前月比 | 11年8月 | 市場予想 | ||
| 非農業雇用数 | 131334 | ↑103 | ↑57 | ↑60 | |
| 民間雇用数 | 109349 | ↑137 | ↑42 | ↑83 | |
| 週平均労働時間 | 34.3 | ↑0.1 | 34.2 | 34.2 | |
| 時間あたり賃金 | $23.12 | ↑0.17% | ↓0.17% | ↑0.2% |
米労働省が発表した9月の非農業雇用数は前月比10万3000人増加した。2ヶ月ぶりの大幅アップで、予想も上回る。しかも、8月が速報で前月比横ばいだったのから5万7000人増に改定となったため、雇用は昨年9月からの連続増加を維持した格好になった。このほか、7月の増加数は12万7000人と従来推定の8万5000人から上方改定。2011年の非農業部門雇用数は年初から9月まであわせて107万4000人増加。月平均11万9000人増で、前月時点での10万9000人よりやや多い。
雇用は政府の3万4000人減少を差し引き、民間だけで13万7000人増加となる。2010年3月から前月を上回り、また前月の4万2000人(修正値)から伸びペースが加速した。
資源・鉱業や建設を含めた製造全体の雇用が前月比1万8000人増加した。8月に昨年9月以来で減少したのから改善。鉱業で9ヶ月連続増え、しかも5000人と前月の2倍以上のプラス幅である。建設業が2万6000人と、2月以降最大の増加数を記録した。
一方、製造業だけでは1万3000人減少した。2ヶ月連続ダウンであり、しかも昨年8月以降最も大きなマイナス幅になる。耐久財が2ヶ月連続して8000人ダウンで、非耐久財は5000人のマイナス転落。家具や金属製品、電気製品、また印刷関連、テキスタイル、飲料品・たばこの減少が目立つ。反面、化学、プラスチック・ゴム製品、機械の増加が大きかった。
民間サービス業は11万9000人増加した。2010年1月から18ヶ月連続アップで、また前月の5万1000人(修正値)の2倍以上だ。小売業が1万3600人増加に転じた。情報関連が3万4000人アップ。前月比プラスは4月以来となり、また増加数は2000年9月以降最大である。プロフェッショナル・サービスが4万8000人、3月以来の大幅増加。このカテゴリーにある一時雇用は1万9400人増となり、3ヶ月連続アップだった。
医療が4万800人増え、昨年3月以来の大きな前月比プラスとなった。一方、教育は3万9000人増え、前月から伸び悩んだ。美術・娯楽は9600人減少。ホテル・外食サービスは4ヶ月連続増加となったが、5800人と前月の半分にとどまった。金融機関・保険は8800人減少に転じ、またマイナス幅は昨年1月以降最大。不動産・リースは1200人増え、前月に続く増加でもプラス幅は小さくなった。
政府雇用が8月の上方修正により、9月にマイナス転落となった。地方自治体で3万5000人ダウンと、6月以来の大きな減少数である。州政府は2ヶ月連続増加になるものの、2000人と前月の1万1000人(修正値)を大きく下回る。連邦政府では1000人減った。5ヶ月連続ダウン。ただ、前月からペースの鈍い減少だ。
週間平均労働時間は34.3時間となった。市場の前月比横ばい予想に反して、0.1時間増加した。時間あたり賃金が23.12ドルで、前月比0.17%上昇に転換。予想範囲内の伸びでもある。前年比較だと1.85%高い。
Posted by 松 10/7/11 - 08:41



