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2011年11月22日(火)

7-9月期GDPは前期比2.00%増に下方修正、予想も下回る
  [経済指標]

実質国内総生産(GDP)改定値
出所:米商務省、NY8:30発表、季節調整値、年率、単位10億ドル

11年3Q 速報値 11年2Q 市場予想
実質国内総生産 ↑2.00% ↑2.46% ↑1.33% ↑ 2.5%
個人消費 ↑2.31% ↑2.44% ↑0.68%
国内投資 ↓0.85% ↑4.16% ↑6.43%
物価指標
>GDPデフレーター ↑2.52% ↑2.52% ↑2.52% ↑ 2.5%
>個人消費支出(PCE) ↑2.31% ↑2.36% ↑3.30% NA
>>コア ↑2.04% ↑2.09% ↑2.26%

米商務省によると、7-9月期実質国内総生産(GDP)は前期比2.00%増加した。速報値の2.46%増から下方改定になり、市場予想も下回る。ただ、7-9月期は下方修正でも3四半期ぶりに高い伸びだ。GDPは2009年7-9月期から9四半期連続アップとなった。

経済の3分の2を占める個人消費支出が2.31%増えた。速報値の2.44%以下の伸びに改定。それでも、2009年7-9月期以降前期比プラスを続け、また3四半期ぶりの大幅アップに変わらない。下方修正の背景にあるのが非耐久財での支出で、速報時に0.21%増だったのが0.65%減に改定。この結果、非耐久財は2009年4−6月期以来のマイナス転落となる。食品とエネルギー製品がそれぞれ速報で前期比プラスだったのから0.41%減、1.33%減に改定。サービス伸び率も2.85%と速報の2.96%より若干小さい。一方、耐久財での支出は5.47%増加し、これは速報の伸び率4.13%を上回る。自動車および部品が3.23%減少から1.88%増加に改定。家具・家庭用品も5.26%アップで、速報でのプラス幅を上回る。

設備投資の伸び率は16.28%から14.80%に改定となった。建造物への投資で12.61%増、機器・ソフトウエア15.63%アップ。いずれも伸び率は下方修正だ。住宅投資にしても、速報段階の2.36%増から1.61%増に改定。在庫投資は速報で54億ドル増だったのに対し、改定値は85億ドル減少。5四半期ぶりの前期比マイナスにもなる。この結果、GDPには速報で1.08ポイントのマイナス要素だったのが、改定値では1.55ポイントのマイナス要素。

貿易収支で赤字幅が4007億ドルとなった。2010年1-3月期以降最少の赤字幅である。また、速報の4094億ドルから改定。輸出が4.28%と速報時の4.00%以上の伸びで、モノとサービスいずれも伸び率が上方改定。一方、輸入は1.92%増から0.53%増に修正である。やはり、モノとサービス揃って伸びは従来推定より低い。

政府支出が前期比横ばいだったのから0.10%減に改定で、2010年10-12月期から4四半期連続ダウンとなった。連邦政府による支出は2四半期続けて増加だが、伸び率は1.86%と速報値よりやや小さい。地方政府で1.42%減少し、これは速報以上の落ち込みだ。

物価については、個人消費支出物価指数(PCE)が前期比2.31%上昇し、エネルギーと食品を除いたコア指数が2.04%上がった。伸び率はいずれも速報の2.36%、2.09%から僅かに下方修正。前年比なら全体で2.86%上昇、コアが1.63%アップになり、ほとんど速報と変わらない。

Posted by 松    11/22/11 - 08:38 

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