2011年11月25日(金)
IGC、2011/12年度世界小麦生産見通し100万トン引き下げ
[穀物・大豆]
国際穀物理事会(IGC)は世界穀物需給の月次報告で、2011/12年度の世界小麦生産見通しを100万トン引き下
げ、6億8300万トンとした。春小麦が事前予想以下として米国を小幅下方修正したのが背景にあるという。それでも、前年比4.6%増で、過去2番目に大きな規模になるとの見方だ。
2011/12年度の消費予測は6億7700万トンから6億7900万トンに引き上げ、前回報告での下方修正分を戻した格好になる。飼料用が従来見込んでいた以上とした。消費は前年比較で3.5%増加。
2011/12年度の小麦貿易見通しは前年比7.1%増の1億3500万トンで、300万トン引き上げた。2008/09年度以来の高水準となる。品質の低いものを中心に競争価格が激しく、輸入需要が伸びているという。期末在庫予測は2億万トン。200万トン引き下げたが、2001/02年度以来の高水準になる。
IGCは、2011/12年度の世界コーン生産予測を200万トン引き下げ、8億5300万トンとした。前年比3.3%増になる。米国は前年よりやや少ないが、アルゼンチン、ブラジル、南アフリカなど南半球で増反見通し。
2011/12年度の世界コーン消費予測も従来を200万トン下回る8億6100万トンで、飼料用で小麦との競争が激しいことや、工業用の需要低調を指摘した。前年からは2.0%アップでも、伸びペースは平均以下。
貿易は9300万トンから9400万トンに引き上げた。前年度を1.1%上回る。中南米、アジア、北アフリカの買い付け需要が高まっているとコメント。期末在庫予測は修正なし。前月に続いて1億2300万トンと5年ぶりの低水準になる見通しだ。
Posted by 直 11/25/11 - 10:16



