2011年12月13日(火)
IEA、世界石油需要見通しを前月から引き下げ
[エネルギー]
国際エネルギー機関(IEA)は13日に発表した月報で、2012年度の世界石油需要を日量9,030万バレルと推定、前月から約20万バレル下方修正した。2011年度の需要は日量8,900万バレルとやはり20万バレルの引き下げ、前年比では2012年が130万バレル、2011年が70万バレルの増加となる。
11月の世界石油供給は日量9,000万バレルと前月から90万バレル増加、非OPEC諸国の生産停止が解消したことが背景にある。非OPEC産油国の生産量は2011年には前年比で10万バレルの増加、2012年には米州の生産増を背景に100万バレル増加するという。OPECの11月産油量は日量3,068万バレルと前月から62万バレル増加、過去3年で最高を記録した。増加分の80%はサウジとリビアによるもの。OPECへの石油需要(Call on OPEC)は、2012年に日量3,010万バレルと前月から20万バレル増加した。
製油所稼動は10月に前月から100万バレル近く減少。OECD諸国の製油所が秋の定期点検を進めたことが背景にあるが、速報データでは、11月には大きく回復したことが確認されている。11年10-12月期の製油所稼動は日量7,510万バレルと前月からほぼ変わらず、12年1-3月期には7,580万バレルに増加する。
OECD諸国の石油在庫は10月末時点で26億3,000万バレルと、前月から3,630万バレルの大幅取り崩しとなった。在庫は消費の57.2日分をカバーしている。速報データによると、11月末時点の在庫は季節要因もあって690万バレル増加しているという。
Posted by 松 12/13/11 - 07:44



