2012年01月06日(金)
12月非農業雇用数は前月から20.0万人増加、予想も上回る
[経済指標]
非農業雇用数
出所:米労働省、NY8:30発表、季節調整値、単位1,000人
| 11年12月 | 前月比 | 11年11月 | 市場予想 | ||
| 非農業雇用数 | 131900 | ↑200 | ↑100 | ↑150 | |
| 民間雇用数 | 109928 | ↑212 | ↑120 | ↑170 | |
| 週平均労働時間 | 34.4 | ↑0.1 | 34.3 | 34.3 | |
| 時間あたり賃金 | $23.24 | ↑0.17% | →0.00% | ↑0.2% |
米労働省が発表した昨年12月の非農業雇用数は前月比20万人増となった。2010年10月から連続アップで、また11月の10万人(修正値)以上の増加。予想も上回って、3ヶ月ぶりの大幅プラスだ。なお、11月の増加数は速報の12万人から下方修正。一方、10月が11万2000人と従来推定の10万人より多い増加に改定である。
2011年の非農業部門雇用数は前年からあわせて164万人増加。2年連続アップになり、また2006年以来の大きな年間増加数だ。2011年の雇用は平均して月13万6600人増加。前月時点での13万1600人より若干多い程度である。
雇用は政府の1万2000人減少を差し引き、民間だけで21万2000人増加となる。2010年3月から前月を上回り、3ヶ月ぶりの大幅プラス。
資源・鉱業や建設を含めた製造全体の雇用が前月比4万8000人増えた。2ヶ月ぶりのプラス転換、しかも7月以来の大きな増加数である。建設で1万7000人アップ。3ヶ月ぶりのプラス転換であり、また9月以来の大幅増加だ。鉱業では8000人増加した。年初からの連続アップを続け、また12月は7月以来の大幅プラスだった。
製造業だけでは2万3000人増えた。7月以来の大幅増加。耐久財で、2万3000人とこれも5ヶ月ぶりの大きな前月比プラス。非耐久財は前月比横ばいとなり、9月から3ヶ月続いた減少が一服した格好になる。業種別には自動車および部品の6500人など輸送機器の雇用増加が大きい。金属製品、機械の増加も目立ち、非耐久財ならテキスタイル、紙関連、印刷関連などが前月より比較的大幅アップ。反面、石油が2300人落ち込み、プラスチック・ゴム製品、家具などもダウン。
民間サービス業は16万4000人増加した。2010年1月から23ヶ月連続アップ。前月の12万6000人(修正値)以上の増加でもある。プロフェッショナルサービスが一ヶ月前を1万2000人上回った。7月から連続増加でも、プラス幅はこの間最小。一時雇用に関すれば、7500人減少し、6月以来のマイナス転落だ。しかも、2009年6月以来の大きな落ち込み。医療関連が2万8700人と前月以上の増加だったが、教育は7月から伸び続けながら12月に100人とこの6ヶ月間で最小の前月比プラスだった。
小売業が2万7900人アップで、前月から伸び悩んだ。金融関連は2000人増。金融機関・保険だけなら2500人増え、これも前月より小幅アップ。不動産・リースは1300人減り、3ヶ月ぶりに前月を下回った。美術・娯楽・レクリエーションは3100人ダウン。過去のデータ改定もあって9月から連続減少になり、またマイナス幅は5月以降最大である。ホテル・外食サービスが2万4700人、7ヶ月連続増加。しかし、増加数は8月以降最も小さい。
政府雇用は年初から8月を除いて連続の減少となった。ただ、12月は3ヶ月ぶりの小幅マイナス。連邦政府では2000人増加に転じた。州政府は横ばいで、10月、11月と続いた減少にブレーキとなる。地方自治体で1万4000人減少。政府全体同様に、2011年に地方自治体で雇用が前月比プラスだったのは8月だけだった。
週間平均労働時間が34.4時間となった。前月から0.1時間増え、市場予想も上回った。時間あたり賃金が23.24ドルで、前月比0.17%上がった。横ばい予想に反しての上昇である。前年比較だと2.06%高い。
Posted by 松 1/6/12 - 08:50



