2012年07月12日(木)
2013年の世界石油需要は前年から100万バレル増加、IEA
[エネルギー]
国際エネルギー機関(IEA)は12日に発表した月報で、2013年度の世界石油需要の初回見通しを発表、日量9,090万バレルと前年比で100万バレル増加するとした。2012年度の80万バレルから増加幅が拡大する格好となる。また、2013年4-6月期には非OECD諸国の需要がOECD諸国を上回る、逆転現象が起こるとの見方も示した。
2013年度の非OPEC産油国の生産量は、日量5,390万バレルと前年比で70万バレル増加、北米とブラジルの生産増が主な要因になるという。2012年度の生産は予定外の生産停止などによって、40万バレルの増加にとどまっていた。OPECの天然ガス液の生産は、2013年に日量650万バレルと前年から30万バレル増加する。OPECの6月生産量は日量3,180万バレルと、最近の最高水準を維持している。OPECへの石油需要(Call on OPEC)は2012年7-9月期に日量3,120万バレルまで増加するものの、その後は2012年10-12月期から2013年10-12月期の平均で日量3,050万バレルに減少する見通しだ。
製油所稼動は2012年の前年比で日量100万バレル以上増加、2013年には更に130万バレルの増加が予想される。これは需要の伸びを上回っており、製油所の稼働率は頭打ちとなるという。5月末時点でのOECD諸国の石油在庫は26億7,200万バレルと前月から1,540万バレル増加、過去5年平均の2,510万バレルを下回る積み増しペースにとどまった。在庫は消費の58.9日分をカバー、4月から0.8日分減少した。速報データによると、6月末時点では前月から720万バレル在庫が減少、過去5年平均では230万バレルの積み増しが見られていた。
Posted by 松 7/12/12 - 08:00



