2013年02月07日(木)
2012年世界穀物生産推定、23.021億トンに上方修正・FAO
[穀物・大豆]
国連食糧農業機関(FAO)は7日、2012年の世界穀物生産を23億210万トンと見越していることを発表した。前年から2.0%減少。ただ、昨年12月の前回報告での22億8170万トンから引き上げで、中国と北米、独立国家共同体欧州部のコーン修正を反映しているという。コーンなどの雑穀類を11億3550万トンから11億5320万トンに引き上げた。小麦生産推定は6億6200万トンとしており、従来の6億5940万トンを上回る。
2013年の生産に関すると、小麦が増加の見通しを示した。欧州連合(EU)の冬小麦の作柄は全般に良好で、4-5%増加見込まれるという。ロシア、ウクライナはまずまずの見方とした。作付は前年並みで、ロシア南部を除いて土壌水分がやや改善との見方である。アジアの冬小麦は、中国の改善見通し、インドで再び豊作となる可能性を指摘した。一方、米国は若干振るわないという。冬小麦の作付が1%増加と推定され、また張る小麦の増反予想であるが、南部平野における干ばつが依然としてひどく、作柄も不良と伝わっていることを挙げた。
FAOは、2012/13年度の世界穀物消費見通しを23億1370万トンから23億2650万トンに引き上げた。この結果、前年の推定23億2490万トンから小幅にも増加の見方にシフトになる。雑穀で11億5220万トンから11億6630万トンに上方修正で、やはり前年比プラス予想に転じた。しかし、小麦は150万トン引き下げ、6億8450万トンになると見越す。
2012/13年度の世界穀物期末在庫を4億9540万トンと見通した。従来予測の4億9470万トンより若干多い見方だが、前年度推定の5億1160万トンから取り崩しになる。小麦在庫を1億6330万トンから1億5890万トンに引き上げ。しかし、雑穀は1億6530万トンの予想で、従来予測の1億6150万トンを上回る。
Posted by 直 2/7/13 - 11:08



