2008年01月18日(金)
リッチモンド連銀総裁、追加利下げの可能性示唆
[要人発言]
リッチモンド連銀のラッカー総裁は18日の講演で、向こう数ヶ月間は景気減速が続くとの見解を示し、追加利下げの可能性は極めて十分あると述べた。ラッカー総裁はタカ派で知られ、2006年に米連邦公開市場委員会(FOMC)のメンバーを務めた際には8月以降の会合で他のメンバーが金利の据え置き賛成で一致する中、ラッカー総裁は利上げを支持して反対票を投じていた人物である。しかし、住宅セクターの弱含みが景気の下振れリスクを高め、また住宅市場が年内に底入れするチャンスは小さいとコメントした。
さらに、設備投資が大きくスローダウンすることに警戒をみせた。その場合には景気後退もあり得ると発言。企業サイドに関しては、12月並みの弱気な雇用統計が続くかに注意しているという。個人消費は当面伸びが鈍くなるだろうとしながら、年末にかけて回復する見方を示した。最近の物価動向に懸念も表明。昨年の物価安定が長く続かなかったことに失望したとコメントした。
質疑応答では、景気刺激策について触れた。景気てこ入れもいいが、政府は長期的な財政対策も重視する必要があると指摘。海外から米金融機関への出資が続いていることには、米資本市場を脅かしているわけではいと答えた。
Posted by 直 1/18/08 - 18:03



