2013年02月28日(木)
10-12月期GDPは前期比0.13%の増加、速報値のマイナスから修正
[経済指標]
実質国内総生産(GDP)改定値
出所:米商務省、NY8:30発表、季節調整値、年率、単位10億ドル
| 12年4Q | 速報値 | 12年3Q | 市場予想 | ||
| 実質国内総生産 | ↑0.13% | ↓0.14% | ↑3.11% | ↑ 0.5% | |
| 個人消費 | ↑2.09% | ↑2.17% | ↑1.58% | ||
| 国内投資 | ↓1.46% | ↓0.62% | ↑6.56% | ||
| 物価指標 | |||||
| >GDPデフレーター | ↑0.89% | ↑0.60% | ↑2.66% | ↑ 0.6% | |
| >個人消費支出(PCE) | ↑1.52% | ↑1.24% | ↑1.59% | NA | |
| >>コア | ↑0.95% | ↑0.87% | ↑1.09% |
米商務省によると、2012年10-12月期実質国内総生産(GDP)は前期比0.13%増となった。速報で0.14%減少だったのから上方修正で、2009年7-9月期からプラス成長が続いている格好となる。ただ、伸び率は市場予想を下回った。
貿易収支では赤字幅が速報値の4040億ドルから3879億ドルに改定され、2010年1-3月期以降最小となった。GDPには速報段階で0.25ポイントのマイナス要素だったものの、修正によって0.24ポイントプラスに寄与する格好となった。輸出は改定値でも2009年1-3月期以来の減少だが、マイナス幅が5.69%から3.92%に縮んだ。モノが速報で7.92%減少だったのに対し5.55%減。サービスに関しては、0.07%の前期比マイナスだったのから0.15%増加に改定となった。一方、輸入は2-四半期連続の減少で、4.50%と速報の3.18%以上の落ち込みとなった。モノが4.05%、サービス6.58%の減少で、いずれも速報でのマイナス2.72%、5.39%から拡大した。
設備投資は9.71%の増加と速報の8.41%から上方修正、2011年7-9月期以来の大幅プラスとなった。修正の背景にあるのが建造物への投資。速報段階で1.14%減少、2011年1-3月期以来の前期比マイナスとなっていたのが、5.72%増加に引き上げられた。機器・ソフトウエアは11.34%増加と、速報の12.45%から下方修正。住宅投資は15.25%増から17.43%増に上方修正となった。
経済の3分の2を占める個人消費支出は2.09%増加した。2009年7-9月期から連続して増加しており、3-四半期ぶりの高い伸びとなるが、速報の2.17%からは小幅ながら引き下げられた。耐久財の伸び率は速報での13.90%に対して修正後が13.80%。自動車および部品が22.65%増に可能修正された。一方家具は4.21%増から4.50%増にやや上方修正された。非耐久財は0.10%増加と速報の0.40%から引き下げ。2011年10-12月期から連続増加となるが、この5-四半期で最小の伸び率となる。エネルギー製品が7.48%の減少と、速報値3.51%の2倍を超えるマイナスに修正された。一方食品と衣料品はマイナス幅が0.52%から0.12%に縮小。サービス消費は0.95%増加と速報から横ばいとなった。
在庫投資は前期から120億ドル増加と速報での200億ドルから引き下げられた。2011年10-12月期以降連続して増加しているが、増加幅は5-四半期で最も小さくなった。GDPには1.55ポイントのマイナス要因となっており、速報の1.27ポイントから拡大した。
政府支出は前期から6.88%の減少と、速報の6.62%よりマイナス幅が拡大した。連邦政府はマイナス14.95%からマイナス14.75%と若干小さくなったが、地方政府による支出の減少が0.68%から1.28%に広がった。
物価については、個人消費支出物価指数(PCE)が前期比で1.52%上昇、エネルギーと食品を除いたコア指数は0.95%の上昇となった。揃って速報での1.24%、0.87%より高い伸びに修正だが、前期の1.59%、1.09%からは依然として低下している。前年比の伸び率はPCEで1.50%から1.57%に、コアが1.47%から1.49%にそれぞれ上方修正となった。
Posted by 松 2/28/13 - 08:36



