2013年04月11日(木)
2013年世界小麦生産見通し、6.9億トンで据え置き・FAO
[穀物・大豆]
国連食糧農業機関(FAO)は11日、2013年の世界小麦生産見通しを6億9000万トンで据え置いたことを発表した。2012年の生産推定6億6100万トン(修正値)から4.4%増加になる。生産はまた、2011年に記録した過去最高に次いで2番目に大きな規模になる見方だ。欧州連合(EU)、独立国家共同体(CIS)が増産に寄与するとしている。
2012年の世界小麦生産推定は前月報告での6億6180万トンから引き下げた。反面、コーンなどの雑穀類は11億5610万トンから11億5870万トンに上方修正。穀物全体で23億9300万トンをみており、従来の23億640万トンから引き上げである。
FAOは、2012/13年度の世界穀物消費見通しを23億2990万トンから23億3520万トンに引き上げた。2ヶ月連続の上方修正で、コーンの消費拡大によるという。穀物消費は前年の推定23億2820万トン(修正値)から0.3%増加で、食用が1.4%飼料用は1%上向く見通しともした。
雑穀の消費見通しは11億6970万トンから11億7310万トンに改定した。前年からおよそ1%アップになる。上方修正の背景にあるのが飼料向けでの消費拡大。一年前から3%伸び、6億5200万トンと過去最高を記録するとの見通しを示した。特に、中国で1000万トン増が予想されるという。食用では2.6%増の2億600万トンの見通しとした。反面、工業用については、米国のエタノール生産でコーン消費縮小を反映して減少するかもしれないとの見方だ。
小麦の消費予測は6億8430万トンで、100万トン引き上げた。それでも、前年からは1.7%減少になり、飼料用が約8%落ちるとみられるためという。
2012/13年度の世界穀物期末在庫見通しを4億9940万トンから5億10万トンに引き上げた。それでも、前年度推定の5億1670万トン(修正値)からは取り崩しになる。小麦在庫を従来に比べて50万トン少ない1億6200万トンに改定し、雑穀は1億6500万トンの予想で、従来予測から20万トンの下方修正。
Posted by 直 4/11/13 - 10:45



