2013年04月26日(金)
1-3月期GDPは前期比2.50%増、予想下回る伸びにとどまる
[経済指標]
実質国内総生産(GDP) 速報値
出所:米商務省、NY8:30発表、季節調整値、年率、単位10億ドル
| 13年1Q | 12年4Q | 市場予想 | ||
| 実質国内総生産 | ↑ 2.50% | ↑0.38% | ↑ 2.8% | |
| 個人消費 | ↑ 3.19% | ↑1.83% | ||
| 国内投資 | ↑ 12.25% | ↑1.31% | ||
| 物価指標 | ||||
| >GDPデフレーター | ↑ 1.17% | ↑0.96% | ↑ 1.6% | |
| >個人消費支出(PCE) | ↑ 0.91% | ↑1.60% | NA | |
| >>コア | ↑ 1.19% | ↑1.04% |
米商務省によると、1-3月期実質国内総生産(GDP)速報値は前期比2.50%増となった。2009年7-9月期から連続のプラス成長で、前期の0.38%から伸びのペースも加速したが、市場予想は下回った。
経済の3分の2を占める個人消費支出は3.19%の増加、2009年7-9月期から連続で、2010年10-12月期以来の高い伸びとなった。耐久財の伸び率は8.13%で前期より縮小、このうち自動車および部品が10.55%と前期の半分以下となった。家具も3.46%の増加だが、前期より小幅。一方、非耐久財は0.99%と前期以上の伸びとなった。食品が0.88%、衣料品1.36%それぞれ増加に転じた。エネルギー製品は2-四半期連続減少したが、マイナス幅が5.94%から3.56%に縮小。サービス消費は3.14%増加と、2005年4-6月期以降最も大きなプラス幅となった。
設備投資は2.09%と、2-四半期連続の増加となるも、前期の13.15%からは著しく伸び悩んだ。建造物への投資が0.22%の減少に転じたほか、機器・ソフトウエアでは12.57%の増加と前期より小幅プラスにとどまった。在庫投資は前期から503億ドルの増加で、GDPには1.03%と、前期に1.52ポイントのマイナス要因だったのからプラスに転換、2011年10-12月期以降最も大きい寄与度となった。住宅投資は前期から12.57%増えた。2011年4-6月期から連続の増加となるが、3-四半期ぶりに低い伸びにとどまった。
貿易収支は、赤字幅が4008億ドルと、前期の3847億ドルから拡大した。輸出は2.90%増加に転換、そのうちモノが前期の減少から3.47%増加に改善、サービスでは1.55%と前期より小幅プラスにとどまった。輸入もプラスに転じ、5.36%と輸出の2倍近い伸びとなった。モノが5.26%、サービス5.92%増と、いずれも前期比プラスに転じた。
政府支出は前期から4.09%減った。2-四半期連続の減少となるが、マイナス幅は前期の7.00%から縮小。連邦政府で8.36%、地方政府1.23%と揃って前期に比べ減少率は小さくなった。
物価については、個人消費支出物価指数(PCE)が前期比0.91%上昇と、3-四半期ぶりの低い伸びとなった。エネルギーと食品を除いたコア指数は1.19%の上昇と、逆に3-四半期ぶりに高い伸びを記録。前年比ではPCEの伸び率が1.19%、コア1.26%で、それぞれ前期に比べて伸びが小さくなった。
Posted by 松 4/26/13 - 08:34



