2008年01月30日(水)
債券:10年債利回り3.67↓0.01
[場況]
債券は上昇。0.5ポイント利下げ実施と目先もまだ金融緩和余地があるとの見方があり、また新たな金融機関に絡む弱気ニュースで短期債を中心とした買いの展開だった。米連邦公開市場委員会(FOMC)は利下げを行うとともに、景気の下振れリスクがなお高まっていることを指摘したのが将来の利下げ観測を維持させる。また、午後に格付け大手フィッチが金融保証会社FGICを格下げしたと伝わり、債券取引にさらに関心が向いた格好である。
利下げ継続の分、将来のインフレ懸念が強まって長期債には重しにもなる。このため、本日もいったんはマイナスに作用。ただ、FOMCは声明で物価見通しに前向きなことを示したと受け止められて売りも限定された。金融政策決定を見極めたいと朝方は様子見の空気が支配的な中、利食い売りの流れが続いて相場は全般に小安く推移。午後にFOMCの決定を受けて短期債買い・長期債売りが活発化した。しかし、長期債にもじわじわと買い戻しが集まり、10年債利回りは6.7%台半ばまで上昇していたのから引けにかけて持ち直し。それでも、2年債との利回り格差は1.5ポイントと大きく拡大した。
Posted by 直 1/30/08 - 17:54



