2014年06月13日(金)
ブラジル・セラード地域で小麦生産上向き始める・米調査会社
[穀物・大豆]
米調査会社ソイビーン・アンド・コーンによると、ブラジル中部のセラード地域で小麦生産を強化しており、生産が上向き始めた。ブラジルの小麦生産は南部のパラナ州やリオグランデ・ド・スル州で大半を占めるが、農業家畜事務局(Seapa)とブラジル農牧研究公社(Embrapa)がセラード地域の小麦生産強化を図っている。Seapaの推定では、ミナスジェライス州の2013/14年度小麦作付は4万8200ヘクタールと、前年から33%増加。生産も一年前から32%増えて15万8000トンになる見通しとなった。また、農務省は同州で2020年までに作付を18万ヘクタール、生産を60万トンまで伸ばすのを目標としているという。
ブラジルでは小麦を自給できず、輸入が欠かせないが、ソイビーン・アンド・コーン・アドバイザーは、セラード地域での生産促進などにより輸入への依存度を減らすチャンスがあることを指摘した。ブラジル農務省商品供給公社(CONAB)が10日に発表した国内の2014/15年度小麦生産見通しが前年比33.4%増の737万3100トンで、実現すれば輸入を現行の700万トンから550万トンに削減できるという。CONABの予想では、最も規模の大きいパラナ州の生産が前年度の2倍を超え、ミナスジェライス州では32.0%、サンパウロ州で21.6%の増加となっている。しかし、主要生産地のリオグランデ・ド・スル州やサンタカタリナ州は減産の見通しである。
Posted by 直 6/13/14 - 09:31



