2014年06月26日(木)
イラク穀物生産見通し、情勢不安背景に急速に悪化・FAO
[穀物・大豆]
国連食糧農業機関(FAO)によると、イラクの2014年穀物生産見通しが過激派組織による北部の制圧を背景に急速に悪化した。情勢が緊迫化する前は、タイムリーな降雨などに恵まれ、作柄もまずまず。このため、小麦生産が300万トンと、過去5年平均の259万2000トンをおよそ16%上回る見通しだったという。また、オオムギやコーンもやはり平均以上の予想で、穀物全体が435万4000トンと、平均に比べて13.5%上回る水準が予想されていた。しかし、情勢不安が強まる中で、収穫に悪影響を及ぼすとみられ、また避難者も多く、人材不足の問題もあることを指摘した。ロジスティクス、貯蔵などの問題もあって国内供給の縮小は必至としている。
不安定な国内情勢によってイラクの穀物輸入需要が上向く見通しも示した。ただ、現地のより詳しい状況を把握するのが優勢されるともいう。なお、終了間近である2013/14年度(7-6月)の輸入推定は前年から約14%減少の426万トンで、このうち小麦が270万トンとしている。
Posted by 直 6/26/14 - 08:27



