2014年09月16日(火)
14/15年度世界小麦生産、7.14億トンに上方修正・ABARES
[穀物・大豆]
オーストラリアの農業資源経済科学局(ABARES)は16日に発表した四半期ごとの商品レポートで、2014/15年度の世界小麦生産が7億1400万トンになる見通しを示した。6月の前回報告で予想していた6億9600万トンから上方修正で、3月の初回予測7億1100万トンも上回る。2013/14年度の推定は7億1200万トンから7億1300万トンに上方修正だが、それでも2014/15年度には前年から0.2%と僅かにも増加の見方である。米国を5300万トンから5500万トンに引き上げ、中国、欧州連合(EU),インド、ロシアもそれぞれ上方修正した。この結果、中国と、ロシアは前回報告で前年割れの予想だったのが、増加の見方に転じた。
2014/15年度の世界小麦消費は前年比1.3%増の7億500万トンの見通しとした。6月時点での予測6億9500万トンから上方修正で、また初回予測の7億トンも超える見方になった。食用を100万トン引き上げ、また、飼料用は600万トンの上方修正で、前年比にして4.4%と増加のようにシフトした。期末在庫見通しは、2億トンで、700万トン引き上げた。前年から4.9%積み増し予想になる。
国・地域別の輸出見通しでは、米国の2014/15年度を100万トンの下方修正で2500万トンとした。EUも100万トン引き下げて2600万トン。反面、ロシア、ウクライナ、カザフスタンは上方修正である。アルゼンチンとカナダは据え置いた。
Posted by 直 9/16/14 - 12:03



