2014年12月11日(木)
14/15年世界穀物生産見通し、25.321億トンに引き上げ・FAO
[穀物・大豆]
国連食糧農業機関(FAO)は11日、2014/15年度の世界穀物生産見通しを25億2200万トンから25億3210万トンに引き上げた。11月の報告で引き下げた以上の上方修正であり、この結果、従来の前年比マイナス予想が、0.3%と僅かにも増加の見方に転じた。コーンなど雑穀類の生産は13億300万トンから13億1160万トンに上方修正で、中国、欧州連合(EU)、メキシコを引き上げたのが背景にあるという。また、雑穀も修正によって前年から0.1%増加の見通しにシフトした。小麦は過去最高の見通しで、しかも7億2260万トンから7億2490万トンに上方修正した。オーストラリアとトルコを下方修正したものの、EU、ロシアの引き上げで相殺した。
2014/15年度の穀物消費予測は24億6460万トンと、前月報告での24億5940万トンから引き上げた。前年比にして2.0%の増加。飼料用で300万トン引き上げ、8億k7600万トンになるとの見方を示した。特に、EUとメキシコのコーンの飼料用消費が伸びるとしている。食用消費は前年から1000万トン増加を見通した。
2014/15年度穀物貿易見通しは50万トン引き上げて3億3850万トンとした。それでも前年を5.0%下回る。小麦と雑穀類は1億5000万トン、1億4800万トンで据え置き。穀物の期末在庫見通しは6億2470万トンから6億2840万トンに引き上げた。前年からは8.6%膨らむのを見越す。小麦は1億9270万トン、雑穀を2億5830万トンの予想で、いずれも前年から積み増しになり、また上方修正となった。
Posted by 直 12/11/14 - 09:32



