2015年02月05日(木)
14/15年世界穀物生産見通し、25.321億トンに引き上げ・FAO
[穀物・大豆]
国連食糧農業機関(FAO)は5日、2014/15年度の世界穀物生産見通しを25億3210万トンから25億3350万トンに引き上げた。前年比にして0.5%の増加。コーンなど雑穀類の生産は13億11600万トンから13億1310万トンに上方修正し、前年を0.4%上回る。しかし、小麦を7億2430万トンと従来の7億2490万トンから引き下げた。
FAOは2015年の生産に関すると、とりあえず前向きとの見方を示した。北半球の冬穀物の作付はほぼ終わり、北米と中東で増反、ロシアと極東アジアの一角では減少したという。南米やスリランカではコーンの作付に多雨の影響が出ていることを指摘した。
2014/15年度の穀物消費予測は24億6690万トンで、前月報告での24億6460万トンから引き上げた。前年を2.2%上回る。中国の飼料用ソルガムが従来以上の見通しになったのを反映しているという。飼料用全体で穀物消費は前年から3%増えて8億7600万トンになるのを見越す。食用予測は1億400万トンで据え置いた。
2014/15年度穀物貿易見通しは3億3850万トンから3億4150万トンに上方修正だが、前年に比べると4.2%と引き続き減少の見方である。小麦を100万トン引き上げて1億5100万トン、雑穀類は1億4800万トンから1億4950万トンに上方修正したが、いずれも前年からは減少である。期末在庫見通しは6億2270万トンと、570万トン引き下げた。それでも、前年からは8.0%積み増し予想である。小麦を40万トン引き下げて1億9230万トンとし、しかし前年度の1億7490万とは上回る。雑穀は2億5280万トンの予想で、55万トンの下方修正。前年からは14.6%の積み増しになる。
Posted by 直 2/5/15 - 14:00



