2015年02月10日(火)
IEA、2015年の世界石油生産の伸びを引き下げ、需要は据え置き
[エネルギー]
国際エネルギー機関(IEA)は10日に発表した月報で、2015年度の世界石油需要を日量9,340万バレルと推定、前年比では90万バレルの増加で据え置いた。2014年の需要は前年比で60万バレルの増加となる。
1月の世界石油生産は日量9,410万バレルと前月から23.5万バレル減少、OPEC、非OPEC産油国共に生産が減少した。設備投資の減少などにより、非OPEC産油国の2015年度の生産の伸びは前月から日量80万バレル引き下げ。米国の生産は日量1,240万バレルと、前月から20万バレルの引き下げ。引き下げは2015年後半がほとんどとなっている。
OPECの1月石油生産は日量3,031万バレルと、前月から24万バレル減少した。イラクとリビアの生産が減少する一方、サウジやクウェート、アンゴラやナイジェリアの生産は小幅ながら増加した。OPECへの石油需要(Call on OPEC)は、2015年後半が日量3,020万バレルと前月から引き上げ、現在のOPEC生産枠を上回る見通しとなった。
12月末時点でのOECD諸国の石油在庫は前月から530万バレ減少、平年の約10分の1という小幅な取り崩しにとどまった。在庫は過去5年平均を6,500万バレル上回る水準と、11月の1,600万バレルから更に拡大、2010年10月以来の高さとなっている。速報データによると、1月末時点での在庫は前月から2,270万バレル増加した。
製油所稼動は、12月に日量7,910万バレルと前月から110万バレル増加。2014年10-12月期の稼動は、11月にサウジの稼動が予定外の減少となったことを受け、日量7,810万バレルに引き下げられた。2015年1-3月期は日量7,760万バレルと予想されている。
Posted by 松 2/10/15 - 08:03



