2015年11月18日(水)
中国エタノール輸入、国内の増産背景に2015年は減少見通し
[エタノール]
オーストラリアの調査会社グリーン・プール・コモディティー・スペシャリスツの幹部は、中国のエタノール輸入が2016年に国内の増産に伴い減少する見通しを示した。2015年の輸入予測は前年の17倍の4億4100万リットル。しかし、政府のコーンからのエタノール生産奨励が奏功して、2016年に生産は91億8000万リットルと前年から3..6%増加が予想され、輸入が大きく落ち込む見通しとした。政府は石油輸入を抑制する一方で、コーンの在庫取り崩しを狙っており、このため、例えば吉林省では1トンあたりのエタノール生産に対する補助金が200人民元から350人民元に引き上げられ、マージン改善につながっているという。
中国ではまた、異性化糖(HFCS)の生産も20万ほど増加し250万トンになる見通しである。HFCSの消費も上向いているが、砂糖消費を大きく削減するには至らないと指摘。このため、砂糖輸入も減少しても小幅にとどまるとの見方を示した。一方で、採算性が低いのを背景に中国で砂糖きびの栽培を見送る傾向があるともいう。
Posted by 直 11/18/15 - 10:09



