2016年02月11日(木)
原油安やドル高進行は意外・イエレンFRB議長
[要人発言]
米連邦準備理事会(FRB)のイエレン議長は11日に上院銀行住宅都市委員会で証言し、原油価格の落ち込みやドル高が進んだことを意外だったと述べ、海外経済が不安定なことや金融市場の変動が米経済にもたらすリスクも認識した。それでも景気見通しが大きく変化したサインはないと指摘した。また、エネルギー安やドル高は一時的に物価を押し下げている要因とし、トレンドが止まれば物価が上向くとコメント。ただ、タイミングを予想するのは難しいとも述べた。景気後退の可能性についての質問に対し、いつでも起こり得るという一方で、現時点では景気改善が続いているとの見方を示した。
その一方で、金融政策に決まった軌道が事前にあるわけではないと強調し、3月の米連邦公開市場委員会(FOMC)でさまざま方面から景気や物価の情勢を判断するとも述べた。また、前日の下院での証言で質問のあったマイナス金利が再び取り上げられ、2010年に検討はしたが、景気のてこ入れとして機能しないとの判断に至ったことを明かした。それでも、景気が落ち込んだときに備える必要があることに言及し、将来導入する可能性は排除しないとコメント、効果などの見直しを続けていると答えた。
Posted by 直 2/11/16 - 15:50



