2016年02月16日(火)
物価上昇みるまで利上げ見送り賢明・フィラデルフィア連銀総裁
[要人発言]
フィラデルフィア連銀のハーカー総裁は16日の講演で、物価上昇が進んでいることを示す強い経済指標をみるまで2回目の利上げを見送るのが賢明かもしれないとの見方を示した。これまでのデータに基づいての見方であり、目先の金融政策に関し数ヶ月前に比べてやや慎重になったとコメント。ただ中期的には、物価がペースこそ当初の予想より緩やかなペースながらも目標に回復していくことを引き続き見越しているという。エネルギー価格が落ち着き、上昇トレンドに転じれば2%の目標に向かい、今年後半の上昇率が1.5%になると予想した。
景気については、昨年10-12月期の実質国内総生産が0.7%の増加にとどまりはしたものの、先行きに前向きとコメントした。ファンダメンタルズは健全であり、雇用や賃金、消費がしっかりと伸びていると指摘。リスクを挙げるとすれば、ドル高や中国経済の成長鈍化で株式相場の変動が激しくなっていることとした。ただ、中国は米国にとって重要な貿易相手国でなく、米景気の底堅さを確認すれば株式相場も落ち着きを取り戻すだろうとの見方を示した。
フィラデルフィア連銀の総裁は2017年に米連邦公開市場委員会(FOMC)のメンバーを務める予定である。
Posted by 直 2/16/16 - 14:35



