2016年02月26日(金)
10-12月期GDPは前期比1.01%成長に上方修正、引き下げ予想覆す
[経済指標]
実質国内総生産(GDP)改定値
出所:米商務省、NY8:30発表、季節調整値、年率、単位10億ドル
| 15年4Q | 速報値 | 15年3Q | 市場予想 | ||
| 実質国内総生産 | ↑1.01% | ↑0.69% | ↑1.98% | ↑ 0.4% | |
| 個人消費 | ↑2.04% | ↑2.15% | ↑3.02% | ||
| 国内投資 | ↓0.70% | ↓2.45% | ↓0.71% | ||
| 物価指標 | |||||
| >GDPデフレーター | ↑0.89% | ↑0.78% | ↑1.32% | ↑ 0.8% | |
| >個人消費支出(PCE) | ↑0.38% | ↑0.13% | ↑1.28% | NA | |
| >>コア | ↑1.35% | ↑1.25% | ↑1.37% |
米商務省によると、2015年10-12月期実質国内総生産(GDP)は前期比1.0%の増加となった。伸び率は速報値の0.69%から予想外の上方修正である。それでも、3-四半期ぶりの低い伸びを記録した。
経済の3分の2を占める個人消費支出が2.04%増加し、速報での2.15%増からやや引き下げとなった。耐久財が3.42%、非耐久財は1.17%それぞれ増加し、揃って伸び率は下方修正。一方、サービスは速報で2.02%増加だったのから2.09%の増加に上方修正となった。
設備投資は1.89%減少し、速報で1.82%の減少だったのからやや改定となった。建造物は6.58%落ち込み、速報値のマイナス幅5.324%から拡大。知的財産権は速報での1.61%増加から1.26%増加に引き下げられた。機器は前期を1.82%下回り、速報の2.55%より小幅減少に改定となった。住宅投資は前期から7.94%増加した。速報での8.17%から伸び率が下方修正である。
10-12月期の在庫投資は817億ドルの増加で、速報値の686億ドルから上方修正となった。GDPを0.14ポイント削減とマイナス要素ではあるが、速報での0.45ポイントよりマイナス幅は小さくなった。
貿易収支は5668億ドルの赤字で、2008年1-3月期以来の大幅赤字となった。速報での5665億ドルから僅かに修正。輸出が2.71%減少で、速報の2.48%より大きな落ち込みに改定。輸入は速報で1.07%の増加だったのが、改定値では0.57%減少である。政府支出は0.06%減少し、速報で0.67%の増加だったのから引き下げられた。地方政府で1.45%減って速報以上の支出減少になり、また連邦政府では2.21%の増加と、プラス幅は下方修正になった。
個人消費支出物価指数(PCE)は前期から0.38%上昇、エネルギーと食品を除いたコアの上昇率は1.35%となった。揃って速報で0.13%、1.25%だったのから上方修正である。また、前年比でPCEが0.48%、コアが1.38%とそれぞれ速報値以上の上昇になった。
Posted by 松 2/26/16 - 08:34



