2008年05月15日(木)
債券:値ごろ感に弱気の経済指標伝わって買いの展開
[場況]
10年債利回り:3.81↓0.10
債券は大幅上昇。値ごろ感が強まっていたところに弱気の経済指標も伝わったのが買いに弾みをつけた。データについては予想を上回る底堅い内容のものもあったが、市場の関心が向いたのはニューヨーク連銀指数や鉱工業生産の落ち込み、また住宅市場指数の低下。景気の不安定感が残るとの判断を買いの手掛かりとした格好である。
夜間取引ではアジアの株高や欧州の経済指標が強気だったのを背景に米国債にも売りがみられたが、下値での買い戻しもあって通常取引の早い段階で既に相場は小じっかりとしていた。長期金利の指標10年債はいったん3.9%をはさんでもみ合ってから、間もなくして節目割れ。また、昼過ぎに住宅データを受けて一段の利回り低下に至った。短期債にも買いが優勢となったが、利回り曲線に着目した動きも根強く、特に2年債は緩やかなペースの買いで利回りの前日比は長期債に比べてやや小幅の下げである。この結果、2年債と10年債の利回り格差は1.39ポイントに縮小した。1.4ポイント割り込んだのは今月初め以来だ。
Posted by 直 5/15/08 - 17:57



