2017年04月13日(木)
IEA、世界石油需要見通しを2ヶ月連続で引き下げ
[エネルギー]
国際エネルギー機関(IEA)は13日に発表した月報で、2017年度の世界石油需要の伸びが前年比で約130万バレルになると推定、前月の140万バレルから引き下げた。1-3月期の需要が当初の予想を下回ったことや、ロシアやインドの伸びの鈍化、OECD諸国の活動が全体的に弱含んだことが背景にあり、これで2ヶ月連続の下方修正となる。
3月の世界石油生産は、前月から75.5万バレルの減少となった。OPECと非OPEC産油国の生産が共に前月を下回った。非OPEC産油国の生産は、2017年に前年から48.5万バレル増加、前年に79.0万バレル減少したのから回復する見通しとなっている。
OPECの3月石油生産は日量3,168万バレルと、前月から36.5万バレル減少した。減産を免除されているナイジェリアとリビアの生産が共に落ち込んだほか、サウジの生産も減少した。1-3月期の生産は日量3,190万バレルと、OPECに対する石油需要(Call on OPEC)を24万バレル下回った。Call on OPEC は4-6月期に3,290万バレルまで増加すると見られており、OPECが減産遵守を続けるなら世界市場の在庫は取り崩しが進むことになる。
OECD諸国の在庫は2月末時点で前月から穏やかに減少、3月も減少傾向が続くと見られている。しかしながら、1月の大幅積み増しとなったことから、1-3月期には3,850万バレル在庫の積み増しが進んだ格好となった。
製油所稼動は、1-3月期は前年比でほぼ横ばい、4-6月期は前年比で115万バレルの増加が見込まれている。
Posted by 松 4/13/17 - 07:46



