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2018年09月06日(木)

18/19年世界穀物生産見通し、小幅引き上げも3年ぶり低水準・FAO
  [穀物・大豆]

国連食糧農業機関(FAO)は6日付のレポートで、世界の2018/19年度穀物生産見通しを25億8750万トンと、7月の前回報告時で見越していた25億8620万トンから小幅引き上げた。それでも、前年から2.4%減少し、3年ぶりの低水準になる。

2018/19年度の小麦生産見通しを7億3610万トンから7億2180万トンに引き下げた。前年に比べて4.6%の減少で、2013/14年度以来の低水準。下方修正は主に欧州連合(EU)により、北部では夏の間高温乾燥がひどくなり、イールド低下が進んだという。EUの生産見通しは6年ぶりの低水準になることを見越す。このほか、オーストラリア、中国、ロシアも天候要因から引き下げ、一方、アルゼンチンと米国は上方修正した。

雑穀生産は13億5380万トンとみており、従来の13億3870万トンから上方修正。中国やウクライナ、米国の見通しが改善したことが背景にあるとしながらも、世界生産は前年比にして2.6%の減少である。欧州連合(EU)とロシアは水不足を理由に引き下げたともしている。

2018/19年度の穀物消費は前年比1.2%増の26億4850万トンの見通しで、26億4140万トンから引き上げた。コーン需要が前年だけでなく従来予測も上回る水準に押し上げたっという。コーン消費は飼料用と工業用を中心に11億500万トンの見通しで、1.3%上方修正、前年との比較で2.8%増加。また、コーンの増加により、小麦やオオムギ、ソルガムの飼料用減少を補うとの見方を示した。小麦の消費予測は7億4110万トンから7億4090万トンに下方修正、前年からは0.5%増加。雑穀の消費は13億9800万トンの見通しで、13億9080万トンから引き上げた。前年から1.5%増加する。

穀物の貿易見通しは4億1210万トンから4億1390万トンに引き上げた。3回連続の上方修正で、前年との比較にすると1.5%増加。期末在庫は7億4180万トンになるとの見通しを示した。前回報告時の7億4890万トンから下方修正、前年に比べると8.1%縮小する。

Posted by 直    9/6/18 - 08:27 

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