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2018年09月13日(木)

IEA、世界石油需要の伸びを前月から据え置き
  [エネルギー]

国際エネルギー機関(IEA)は13日に発表した月報で、2018年度の世界石油需要の伸びを前年比で日量140万バレルと推定、前月から据え置きとした。2019年度の伸びもにちりょう 150万バレルで据え置き。需要の伸びは4-6月期に急速にスローダウン、欧州とアジアのOECD諸国の低迷が背景にある。また、米国でも価格の高騰がガソリンの消費を抑える格好となった。非OECD諸国の需要は依然として好調だが、2019年には通貨下落と貿易問題の影響がリスク要因となる可能性を指摘。中国とインドの需要は2018年で合計で日量91万バレルの伸びとなるが、2019年には64万バレルまで伸び悩むという。

8月の世界石油生産は日量1,000万バレルと、過去最高を記録。OPECの生産増が、非OPEC産油国の季節的な生産減少を上回る格好となった。それでも非OPEC産油国の生産は、米国が主導する形で前年比で日量260万バレル増加、2018年の通年では200万バレルの増加、2019年も180万バレルが増加すると見られている。OPECの8月の生産は日量3,263万バレルと、9ヶ月ぶりの高水準を記録。リビアの生産が大きく回復したほか、ナイジェリアやサウジの生産も増加。一方でイランの生産は減少、ベネズエラの生産も減少が続いた。

OECD諸国の在庫は7月末時点で28億2,400万バレルと、前月から790万バレル増加した。在庫は3月以降、比較的狭いレンジ内での推移が続いている。速報データによると、8月には日本と米国で大幅な在庫の積み増しが確認されている。

製油所稼動は、8月に日量8,350万バレルという記録的なペースとなったが、今後は定期点検によって減少することになりそうだ。12月には再びペースが上がり、日量8,450万バレルと記録を更新すると見られている。米国の稼動は8月に日量1,800万バレルに迫るまで増加したが、南米の稼動は引き続き減少した。

Posted by 松    9/13/18 - 06:31 

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