2019年11月11日(月)
FX:円高ドル安、米中貿易交渉に対する先行き不透明感強まる
[場況]
ドル/円:109.04、ユーロ/ドル:1.1032、ユーロ/円:120.31 (NY17:00)
為替は小幅ながら円高ドル安が進行。先週金曜のトランプ発言を受けた米中貿易交渉に対する先行き不透明感が改めて材料視される中、投資家の間でリスク回避の動きが優勢となった。ドル/円は東京から売りが優勢、午後には109円を割り込んでの推移となった。ロンドンに入ってからも上値の重い展開が継続、NYでは一転して買い意欲が強まり、中盤には109円台を回復したものの、それ以上の動きは見られず。昼からは再び売りが優勢となり、109円の節目を挟んでのもみ合いが続いた。
ユーロ/ドルは東京では、1.10ドルをやや上回ったあたりでの小動き、ロンドンに入ると買いが優勢となり、1.10ドル台前半まで値を切り上げた。NYに入ると買いも一服。ベテランズデーで債券市場が休みだったこともあり。1.1030ドル台を中心とした狭いレンジ内での推移が続いた。ユーロ/円は東京では売りが優勢、120円台前半まで値を切り下げての推移となった。ロンドンに入ると売りも一服、NY朝からは一転して買い意欲が強まり、昼前には120.40円台まで値を回復した。その後は再び上値が重くなり、ジリジリと値を切り下げる展開が続いた。
Posted by 松 11/11/19 - 17:20
大豆:続落、米中貿易協議の先行き不透明感など背景に売り膨らむ
[場況]
CBOT大豆1月限終値:917-0↓14-0
シカゴ大豆は続落。米中貿易協議の先行き不透明感などを背景に売りが膨らんだ。夜間取引で売りが優勢となり、1月限は920セント台に下落した。通常取引では売りに拍車が掛かり、920セントを割り込んでさらに下げ幅拡大。取引終盤に916-0セントと9月30日以来の安値を付けた。
Posted by 直 11/11/19 - 16:49
コーン:反落、米主要生産地の収穫に適した天候予報で売り
[場況]
CBOTコーン12月限終値:373-1/4↓4-0
シカゴコーンは反落。米主要生産地では収穫に適した天候予報が出ていることから売りの展開になった。夜間取引で売りが先行し、12月限は370セント台前半に下落。通常取引に入っていったん売りにブレーキがかかったが、前週末の終値近くまで下げ渋ったところで改めて売りに押されて弱含んだ。取引終盤には一段安となった。
Posted by 直 11/11/19 - 16:46
小麦:続落、目新しい材料に乏しくテクニカルな売り進む
[場況]
CBOT小麦12月限終値:505-3/4↓4-1/2
シカゴ小麦は続落。目新しい材料に乏しく、テクニカルな売りが進んだ。12月限は夜間取引でやや売りに押されて下落。通常取引に開始時に前週末の安値を割り込んだところでいったん下げ幅縮小となったが、すぐに売りの流れを再開し弱含んだ。取引終盤には本日のレンジを切り下げ、503-3/4セントと10月31日以来の安値を更新した。
Posted by 直 11/11/19 - 16:44
株式:ダウ平均が最高値更新の一方、S&P500とナスダック反落
[場況]
ダウ工業平均:27,691.49↑10.25
S&P500:3,087.01↓6.07
NASDAQ:8,464.28↓11.03
NY株式はダウ工業平均が小幅ながら終値ベースで史上最高値を再び更新した一方、S&P500種とナスダック総合指数は反落。先週金曜にトランプ大統領が、関税の段階的な撤回に関してはまだ中国と合意した訳ではないと発言したことが改めて弱気に作用した一方、ボーイングが年末には737MAXの飛行再開が承認されるとの見通しを示したことを受けて急伸、ダウ平均を押上げた。ダウ平均は寄り付きでは大きく売りが先行、100ポイント台後半まで一気に下げ幅を広げる格好となった。売り一巡後もしばらくは安値圏での推移が続いたが、昼前からは一転して買い一色の展開となり、小幅ながらもプラス圏を回復。午後には買いも一服、引けにかけて上値が重くなったものの、最後までプラス圏は維持したまま取引を終了した。
セクター別では工業株や保険、情報関連が小幅上昇した以外は、多くのセクターが下落。中でもバイオテクノロジーや半導体、エネルギー、公益株、銀行株などの下げが目立った。ダウ銘柄では、ウォルグリーン(WBA)が5.08%、ボーイング(BA)が4.55%それぞれ大きく上昇したものの、それ以外ではアップル(AAPL)の0.78%上昇が目立った程度。一方でスリーエム(MMM)は1.76%、ゴールドマン・サックス(GS)は1.74%それぞれ下落、IBM(IBM)やシスコ・システムズ(CSCO)、ユナイテッド・ヘルス(UNH)1%を超える下落となった。
Posted by 松 11/11/19 - 16:39
天然ガス:大幅反落、弱気の天気予報嫌気し手仕舞い売りが加速
[場況]
NYMEX天然ガス12月限終値:2.637↓0.152
NY天然ガスは大幅反落。今月後半には中西部を中心とした寒さが緩むとの予報が出る中、投機筋を中心にポジション整理の売りが加速した。12月限は夜間取引から大きく売りが先行、朝方には2.60ドル台半ばまで値を切り下げての推移となった。通常取引開始後も売りの流れは衰えず、昼過ぎには2.60ドル台前半まで下げ幅を拡大。その後は売りも一服となったものの、押し目で積極的に買いを入れる向きもなく、安値近辺での推移が続いた。
Posted by 松 11/11/19 - 15:03
石油製品:続落、原油の値動き追随し売り買い交錯も最後は下げる
[場況]
RBOBガソリン12月限:1.6099↓0.0238
暖房油12月限:1.9142↓0.0039
NY石油製品は続落。日中を通じて原油の値動きを追随、売り買いに振り回される格好となったが、最後は値を下げた。相場は夜間取引では売りが先行、マイナス圏での推移が続いた。通常取引開始後は一転して買い意欲が強まりプラス転換したものの、早々に息切れ。中盤にかけては再び売りに押される展開。暖房油の下げは限定的だったが、ガソリンは日中安値を更新するまで値を崩した。
Posted by 松 11/11/19 - 15:03
原油:反落、米中貿易交渉への不透明感重石となる中で売り先行
[場況]
NYMEX原油12月限終値:56.86↓0.38
NY原油は反落。先週金曜のトランプ大統領の発言を受け、米中の貿易交渉に対する先行き不透明感が改めて高まる中、ポジション整理の売りが先行する展開となった、押し目では買い意欲も強く下げ幅は限定的なものにとどまった。12月限は夜間取引から売りが先行、株価の下落につれる形で、早朝には56ドル台前半まで値を切り下げる場面も見られた。通常取引開始後は売りも一服、株が安値から値を回復するのを好感する形で買い戻しが集まり、小幅ながらもプラス圏を回復。中盤以降は再び売りに押し戻されマイナス転落。午後には57ドル台を維持しての推移が続いたが、引け間際にはまとまった売りが出た。
Posted by 松 11/11/19 - 15:02
2019年年末商戦、小売売上高が初めて1兆ドル超える見通し
[金融・経済]
デジタルマーケティング調査会社のイーマーケター(eMarketer)によると、2019年の年末商戦で小売売上高が1兆76億ドルと、初めて1兆ドルを超える見通しとなった。前年比にして3.8%増加。年末商戦は感謝祭から開始とみなされている。今年は11月28日が感謝祭に当たり、クリスマスまでの日数が前年に比べて6日間少ない。それにもかかわらず、今年の年末商戦では、2018年の2.4%より高い伸びの予想である。同社の主任アナリストは、低失業率と賃金の上昇、株高や健全な消費者心理が支出を押し上げるとコメント。ただ、関税や貿易戦争、不安定な株価による影響にも懸念を示した。また、感謝祭からクリスマスまでの期間が短いことも最終的な売上高を左右する可能性を示唆した。
売上高の内訳をみて、実店舗で前年比2.5%増の8722億5000万ドルになる見通しという。オンラインで、1353億5000万ドルと予想しており、前年からは13.4%の増加。サイバーマンデーと呼ばれる感謝祭の次の月曜日だけで100億ドルを超える可能性があるとの見方を示した。
Posted by 直 11/11/19 - 14:54
金:続落、これまでの流れ継いだ投機的な売りに押され下げ幅拡大
[場況]
COMEX金12月限終値:1,457.1↓5.8
NY金は続落。これまでの流れを継いだ投機的な売りが相場を主導、終値ベースで8月初め以来の安値を更新した。12月限は夜間取引ではポジション整理の買い戻しが優勢、株価指数が軟調に推移、ドル安が進んだこともあり、1,460ドル台半ばまで値を切り上げる場面も見られた。早朝からは一転指定売りに押し戻される展開となり、通常取引開始後はややマイナス圏に入ったあたりでのもみ合い。中盤にかけては改めて売り圧力が強まり、一時1,450ドルの節目を割り込むまで一気に値を崩す場面も見られた。その後は1,450ドル台半ばから後半のレンジまで値を回復、引けにかけて動意も薄くなった。
Posted by 松 11/11/19 - 13:38
コーヒー:大幅反落、ポジション整理の売りが大きく相場押し戻す
[場況]
ICE-USコーヒー3月限終値:109.45↓3.40
NYコーヒーは大幅反落。先週までの上昇の勢いも一服、ポジション整理の売りが大きく相場を押し戻す展開となった。3月限は夜間の時間帯から売りが優勢、111セント台前半を中心としたレンジまで値を切り下げての推移となった。NYに入ると111セントを割り込むまで下げ幅を拡大、その後一旦は買いが集まり112セント台まで下げ幅を縮小したものの、プラス圏を回復することなく息切れ。中盤以降は改めて売りが加速、一時109セントを割り込むまで大きく値を崩した。
Posted by 松 11/11/19 - 13:18
砂糖:変わらず、朝方まで売り優勢もその後しっかりと値を回復
[場況]
ICE-US砂糖3月限終値:12.57→0.00
NY砂糖は変わらず。先週末の上昇の反動もあり、ポジション整理の売が上値を重くする一方、中盤にかけては世界市場における需給逼迫観測がしっかりと相場を押し上げる格好となった。3月限は夜間の時間帯は売りが優勢、12.50セントをやや割り込んだあたりまでレンジを切り下げての推移となった。NYに入ってもしばらくは動きが見られなかったが、中盤にまとまった買いが入るとプラス転換、そのまま12.60セント台まで一気に上げ幅を拡大。引けにかけては再び売りに押し戻され、先週金曜の終値で取引を終了した。
Posted by 松 11/11/19 - 13:17
19/20年ブラジル中南部砂糖きび圧搾、10月後半は前年比30.65%増
[砂糖]
ブラジル砂糖きび生産者協会(Unica)が発表した国内中南部の2019/20年度砂糖きび収穫報告によると、10月後半の圧搾高は3263万5000トンと前年同期から30.65%増加した。7月後半からの増加基調を維持したが、前半に46.21%と4月に圧搾が始まって最も高い伸びを記録したのから、後半にはややペースがスローダウンした格好となる。2019/20年度の圧搾高は11月1日時点で5億4288万9000トンと、前年同期を6.25%上回った。
10月後半の砂糖生産は151万4000トンと、前年から57.77%増加した。砂糖きびの圧搾と同じく、前半に69.95%と今年度最大のプラス幅を記録してから、やや伸びが鈍った。エタノールは20億4600万リットルと45.35%増加、含水エタノールだけなら45.35%増えた。いずれも前半より小幅増にとどまった。一方、無水エタノールは57.34%の増加と、前半以上の伸び率となった。2019/20年度の砂糖生産は11月1日時点で2522万3000トンと、前年から3.30%の増加。エタノールは295億6200万リットルと、前年から7.95%増加した。
1日時点の砂糖きび1トンあたりの糖分含有量(ATR)は138.92キログラムと、前年同期の139.96キログラムから減少した。砂糖生産には35.10%の砂糖きびがあてられており、前年同期の35.83%からやや低下した。エタノール生産向けは、64.17%から64.90%に上昇した。
Posted by 直 11/11/19 - 10:49
ロシア穀物・豆類収穫、8日時点で1.24億トン
[穀物・大豆]
ロシア農務省によると、国内の2019年穀物・豆類収穫は11月8日時点で1億2400万トンとなり、前年同期の1億@480万トンを上回った。面積にして4490万ヘクタールで、事前予想の96%終了した格好になる。イールドが2.76トンと、前年の2.61トンから上昇。小麦が2750万ヘクタールから7770万トン収穫済みとなり、98%終了、イールドは2.82トンだった。コーン収穫が207万ヘクタールから1260万トン、80.1%終わったという。イールドが6.07トン。
Posted by 直 11/11/19 - 10:34
ロシア冬穀物作付、8日時点で1806万ヘクタール
[穀物・大豆]
ロシア農務省によると、2020年に収穫となる冬穀物の作付は11月8日時点で1806万ヘクタールとなった。作付は10月の終わり時点ですでに事前予想を上回った。
Posted by 直 11/11/19 - 10:34
ロシア砂糖ビート収穫、11月8日時点で94.8%終了
[砂糖]
ロシア農務省によると、2019年砂糖ビートの収穫は11月8日時点で5070万トンとなった。面積にして109万へクタールになり、事前予想の94.8%終了。イールドが46.69トンという。
Posted by 直 11/11/19 - 10:32
19/20インド乾期作物作付、前週末時点で前年15%下回る
[穀物・大豆]
インドの農務省によると、2019/20年度の乾期(ラビ)作物の作付は前週末時点で953万5000ヘクタールと、前年同期を15%下回った。このうち小麦が96万9000へくたーるうで、前年比にして37%ダウン。マディヤプラデシュ州やパンジャブ州、ハリヤナ州で前年を下回っているが、ウッタルプラデシュ州では84%上回った。雨期の作物収穫が遅れたため、小麦の作付がずれ込んだとの見方が伝わっている。
このほか、豆類や雑穀の作付も前年に比べて遅いペースで進んでいる。反面、油種がアップ、コメは前年とほぼ同水準。農務省高官は、モンスーンの降雨が平均を超え、多くの給水所で水位は80%以上にあr、また土壌水分も十分とし、作付見通しが明るいとの見方を示した。
Posted by 直 11/11/19 - 10:10
19/20年世界コーヒー生産、前年比0.9%減少見通し・ICO
[コーヒー]
世界コーヒー機関(ICO)は月次市場レポートで、2019/20年度(10-9月)の世界コーヒー生産が1億6739万9000袋と、前年から0.9%減少するとの見通しを発表した。僅かにも5年ぶりのマイナス転落になる。アラビカ種が前年比2.7%減の9568万袋で、最大のブウラジルが生産周期の裏作に当たるのによるところが大きいという。アラビカ種は4年ぶりの低水準予想でもある。一方、ロブスタ種の生産は7171万8000袋とみており、前年から1.5%、3年連続増加になる。
南米のコーヒー生産はブラジルを反映して3.2%減少し、7808万袋になると見越す。ただ、コロンビアでは1%増えて1400万袋になる見通しも示した。中米・メキシコの生産が0.9増えて2154万4000袋。メキシコで1.1%の増加予想。コスタリカでは前年に悪天候から減少したのから、8.6%増と回復見通しとした。ホンジュラスは0.4%減少とみる。このほか、アジア・オセアニアが1.9%増えて4957万7000袋になるが、アフリカは9568万袋の見通しで、前年から2.7%ダウン。
消費見通しは1億6790万1000袋とし、前年から1.5%増加する。過去10年平均の2.1%を下回る伸びで、背系の景気減速の影響が予想されるためという。2019/20年度には50万2000袋の供給不足予想になる。
2018/19年度に関すると、世界コーヒー生産推定を1億6886万9000袋から1億6900万1000袋に小幅引き上げた。前年比にして5.4%増加。消費は1億6481万9000袋から1億6534万袋にやや上方修正。前年から1.7%増加で、2019/20年度と同じく過去10年平均に比べて小さい伸び率である。2018/19年度には365万7000袋の供給過剰となった。前月報告時の推定405万袋より過剰幅が小さい。
Posted by 直 11/11/19 - 08:55
8日のOPECバスケット価格は61.98ドルと前日から0.34ドル下落
[エネルギー]
OPECバスケット価格
出所:石油輸出国機構(OPEC)、単位:ドル/バレル
日付 | バスケット価格 | 前日比 |
11/8 (金) | 61.98 | ↓0.34 |
11/7 (木) | 62.32 | ↓0.07 |
11/6 (水) | 62.39 | ↓0.18 |
11/5 (火) | 62.57 | ↑0.57 |
11/4 (月) | 62.00 | ↑1.81 |
Posted by 松 11/11/19 - 06:54
11/11(月)の予定
[カレンダー]
ベテランズ・デー 米政府機関、債券市場、銀行休み 株式と商品市場は通常通り
Posted by 松 11/11/19 - 06:53
2019年11月08日(金)
債券:続落、週末控え米中貿易協議にらみながら売りの展開
[場況]
債券は続落。週末を控え、米中貿易協議をにらみながら、売りの展開となった。トランプ米大統領が米中の関税撤回合意を否定したのを受けて買いに弾みが付く場面があったが、協議の進展観測も根強く、長続きしなかった。10年債利回りは朝方に1.9%台半ばに上昇の後、下げに転じ、一時、1.9%も割り込んだ。しかし、午後には再び売りに押され、やや上昇となった。
Posted by 直 11/8/19 - 17:40
FX:ユーロ安、欧州経済の先行き不透明感の高さが改めて重石
[場況]
ドル/円:109.21、ユーロ/ドル:1.1017、ユーロ/円:12036 (NY17:00)
為替はユーロ安が進行。欧州圏の景気の先行き不透明感の高さが改めて嫌気される中、ユーロ売りが全体を主導する展開となった。トランプ大統領が中国との段階的な関税撤回について、まだ合意していないと発言したことも、リスク回避の動きにつながった。ドル/円は東京では109円台前半のレンジ内で、方向感なく上下を繰り返す展開。ロンドンに入ると買い意欲が強まり、109円台半ばまで値を伸ばした。NYではトランプ発言を受けて売りが加速、昼前には109円の節目割れをうかがう水準まで値を下げたものの、午後からは株が値を回復するのにつれてジリジリと買い意欲が強まり、109円台前半での推移となった。
ユーロ/ドルは東京では1.10ドル台半ばでの小動き、ロンドンに入ると売り圧力が強まり、1.10ドル台前半まで一気に値を下げた。NYに入っても売りの勢いは衰えず、軟調な展開が継続。午後には下げも一服となったものの、最後まで上値の重い状態が続いた。ユーロ/円は東京では120円台後半でのもみ合い、ロンドンに入ると売りが優勢となり、120円台半ばまで値を下げた。NYではトランプ発言を受けて一段と売り圧力が強まり、120円台前半まで下げ幅を拡大。その後は売りも一服となったものの、安値圏での推移が続いた。
Posted by 松 11/8/19 - 17:22
大豆:反落、関税撤回合意否定や需給報告に目新しさ欠けて売り
[場況]
CBOT大豆1月限終値:931-0↓5-1/2
シカゴ大豆は反落。トランプ米大統領が米中の関税撤回合意を否定し、USDA需給報告も目新しさに欠けたことから、売りが出た。1月限は夜間取引で上下に振れた後、売り圧力が強まって値を下げた。通常取引に入って一段安となり、930セントを割り込んでいったん売りにブレーキがかかった。需給報告の発表後はまず920セント台後半に値を下げてから、一転して930セント台後半に上昇、その後再び920セント台に下落と値動きの荒い展開。最後は930セント台に下げ幅を縮めて引けた。
Posted by 直 11/8/19 - 17:12
コーン:反発、需給報告の生産引き下げなど下支えも買い限定的
[場況]
CBOTコーン12月限終値:377-1/4↑2-0
シカゴコーンは反発。UDA需給報告の生産引き下げなどは下支えだったが、弱気のデータもみられ、買いは限定的だった。12月限は夜間取引に小動きとなってから、朝方にかけて売りに押されて下落。通常取引に入りさらに値を下げて、372-1/2セントと9月30日以来の安値を更新した。その後需給報告を受けてピッチの速い買いとなり、一気に380セント台前半まで上昇した。上値ですぐに買いがスローダウンし、早々に値を消したが、引け近くで小じっかりとした。
Posted by 直 11/8/19 - 17:05
小麦:続落、需給報告に決め手材料見当たらずテクニカルな売り
[場況]
CBOT小麦12月限終値:510-1/4↓2-1/4
シカゴ小麦は続落。USDA需給報告に決め手材料が見当たらず、テクニカルな売りが出る展開となった。夜間取引で買いの場面があったが、長続きせず、12月限は小幅高から下げに転じた。510セントを下回り、通常取引に入っていったん下げ止まり。需給報告の発表後には買いが進み、510セント台後半に上がったが、早々に上値で売りに押されて再び下落した。505-1/2セントと10月31日以来の安値を付けるまで値を下げ、引けにかけて下げ足もやや鈍った。
Posted by 直 11/8/19 - 16:52
ブラジル・サンパウロ州無水アルコール価格は前週から2.16%上昇
[エタノール]
ブラジルサンパウロ州アルコール価格指数
出所:サンパウロ州立大Cepea、単位:ブラジルレアル/リットル
期間 | 無水アルコール | 前週比 | 前年比 | 含水アルコール | 前週比 | 前年比 |
11/4〜 11/8 | 2.0833 | ↑ 2.16% | ↑ 9.75% | 1.8745 | ↑ 0.94% | ↑ 11.99% |
10/28〜 11/1 | 2.0393 | ↑ 2.63% | ↑ 5.15% | 1.8571 | ↑ 1.92% | ↑ 7.25% |
10/21〜 10/25 | 1.9870 | ↑ 0.16% | ↓ 0.02% | 1.8221 | ↑ 1.03% | ↑ 2.83% |
10/14〜 10/18 | 1.9839 | ↑ 0.95% | ↓ 1.98% | 1.8036 | ↑ 0.18% | ↓ 0.51% |
Posted by 松 11/8/19 - 16:51
ブラジルコーヒー輸出:8日現在19.73万袋と前月を30.3%下回る
[コーヒー]
ブラジルコーヒー生豆輸出
出所:ブラジルコーヒー生豆輸出協会(CECAFE)、単位1,000袋(60kg)
11月8日 | 11月累計 | 前月(10/8) | 前月比 | 前年比 | |
輸出合計 | 27.476 | 197.311 | 282.996 | ↓30.3% | ↓20.5% |
>アラビカ種 | 25.985 | 190.706 | 260.673 | ↓26.8% | ↓16.0% |
>ロブスタ種 | 0.959 | 1.279 | 6.887 | ↓81.4% | ↓94.0% |
>インスタント | 0.532 | 5.326 | 15.436 | ↓65.5% | ↓74.8% |
Posted by 松 11/8/19 - 16:50
株式:小幅続伸、米中貿易交渉進展への期待が引き続き下支え
[場況]
ダウ工業平均:27,681.24↑6.44
S&P500:3,093.08↑7.90
NASDAQ:8,475.31↑40.79
NY株式は小幅続伸。米中貿易交渉が進展するとの期待が引き続き下支えとなる中で投機的な買いが集まり、終値ベースで史上最高値を再び更新した。ダウ平均は前日終値近辺で寄り付いた後、トランプ大統領が中国との段階的な関税撤回はまだ合意に至っていないと発言したことを受けて売りが加速、100ポイント近く値を下げる場面も見られた。中盤には売りも一服、ややマイナス圏に入ったあたりで方向感なくもみ合う展開が続いたが、引けにかけては改めて買い意欲が強まり、小幅ながらもプラス転換して取引を終了した。
セクター別では、バイオテクノロジーが大きく上昇したほか、薬品株にも買いが集まった。半導体やコンピューター関連もしっかり。一方でエネルギーは下落、公益株や運輸株、金鉱株も軟調に推移した。ダウ銘柄では、ウォルト・ディズニー(DIS)が3.76%の上昇となったほか、ジョンソン・エンド・ジョンソン(JNJ)やマイクロソフト(MSFT)の上昇も1%を超えた。一方でベライゾン(VZ)は1.95%、エクソン・モービル(XOM)は1.90%それぞれ下落。ボーイング(BA)も1%台後半の下げとなった。
Posted by 松 11/8/19 - 16:46
CFTC建玉報告
[CFTC建玉報告]
CFTC建玉報告
出所:米商品先物取引委員会(CFTC)、NY15:30発表
11月5日 現在、 先物 + オプション サマリー
大口トレーダー(ノン・コマーシャル) | ネット・ポジション | 前週比 |
NYMEX-原油 | △ 422572 | △ 15903 |
NEMEX-RBOBガソリン | △ 1674 | ▼ 367 |
NYMEX-暖房油 | △ 81191 | ▼ 820 |
NYMEX-天然ガス | ▼ 134758 | △ 51034 |
COMEX-金 | △ 301681 | ▼ 734 |
_ | ||
CBOT-小麦 | △ 7304 | ▼ 7089 |
CBOT-コーン | ▼ 82871 | ▼ 16480 |
CBOT-大豆 | △ 81831 | ▼ 14635 |
ICE US-粗糖 | ▼ 187972 | △ 17189 |
ICE US-コーヒー | ▼ 29233 | △ 16460 |
_ | ||
IMM-日本円 | ▼ 30368 | ▼ 10632 |
IMM-ユーロFX | ▼ 61291 | ▼ 8141 |
CBOT-DJIA (x5) | △ 39104 | ▼ 1251 |
CME-S&P 500 | △ 1015 | ▼ 40987 |
Posted by 松 11/8/19 - 15:33
天然ガス:反発、暖房需要の増加観測が改めて買い呼び込む
[場況]
NYMEX天然ガス12月限終値:2.789↑0.017
NY天然ガスは反発。ここまでのポジション整理の売りの流れも一服、目先厳しい冷え込みが続くとの予報に変化がない中、暖房需要の増加観測が改めて強気に作用した。12月限は夜間取引から買いが先行、早朝には2.80ドル台まで値を回復する場面も見られた。通常取引開始後は売りに押し戻され、マイナス転落する場面も見られたものの、押し目では買い意欲も強く、しっかりと下げ止まり。昼前からは改めて買い意欲が強まりプラス圏を回復、そのまま取引を終了した。
Posted by 松 11/8/19 - 15:23
石油製品:小幅安、前日までの流れを継いだ手仕舞い売りが先行
[場況]
RBOBガソリン12月限:1.6337↓0.0018
暖房油12月限:1.9181↓0.0022
NY石油製品は小幅安、前日までの流れを継いだポジション整理の売りが先行した。相場は夜間取引から軟調に推移、通常取引開始後は米中貿易交渉への不透明感が強まる中で一段と売りに押される展開となった。その後は原油が大きく値を戻すのにつれてしっかりと買いが集まったが、プラス転換することなく息切れ。午後からはややマイナス圏に入ったあたりで上値の重い展開が続いた。
Posted by 松 11/8/19 - 15:20
原油:小幅続伸、中盤まで売り先行もその後しっかりと値を回復
[場況]
NYMEX原油12月限終値:57.24↑0.09
NY原油は小幅続伸、期近終値ベースで9月23日以来の高値を更新した。中盤までは米中貿易交渉に対する先行き不透明の高まりを受けて大きく売りに押される展開となったが、その後は買いが集まった。12月限は夜間取引ではポジション整理の売りが先行、56ドル台前半まで値を切り下げての推移となった。通常取引開始後も上値の重い状態が継続、トランプ大統領が、中国との段階的な関税撤回はまだ合意に至っていないと発言したことを受け、55ドルドル台後半、まで一気に値を崩した。その後は一転して買い一色の展開となり、昼前には57ドル台を回復。午後からは買いも一服となったものの、高値圏はしっかりと維持。引け間際に改めて買いが集まると、小幅ながらもプラス転換して取引を終了した。
Posted by 松 11/8/19 - 15:10
金:続落、前日までの流れを継いだ投機的な売りが相場を主導
[場況]
COMEX金12月限終値:1,462.9↓3.5
NY金は小幅続落。投資家のリスク志向が強まる中、前日までの流れを継いだ投機的な売りが相場を主導する展開となった。12月限は夜間取引ではポジション整理の買い戻しが先行、1,470ドル台を回復する場面も見られたものの、ロンドン時間に入ると改めて売り圧力が強まり、朝方には1,460ドルを割り込むまで下げ幅を拡大。その後は売りも一服、通常取引開始後はトランプ大統領が中国との関税の段階的な引き下げはまだ合意に至っていないと発言したことを受け、再び買いが集まったものの、日中高値更新を試すことなく息切れ。昼には再び1,460ドル台前半まで値を切り下げた。
Posted by 松 11/8/19 - 13:55
コーヒー:続落、レアル安の進行重石となる中で手仕舞い売り膨らむ
[場況]
ICE-USコーヒー12月限終値:109.45↑0.35
NYコーヒーは反落。ここまでの上昇の勢いも一服、対ドルでのブラジルレアル安の進行が重石となる中、週末を前にポジション整理の売りが膨らんだ。12月限は夜間の時間帯から売りが優勢、109セントをやや割り込むあたりまでレンジを切り下げてのもみ合いが続いた。NYに入ると一転して買い意欲が強まりプラス転換、昼前には109セント台後半まで値を伸ばしたものの、それ以上の動きは見られず。引けにかけては再び売りに押し戻される格好となり、マイナス圏まで値を下げて取引を終了した。
Posted by 松 11/8/19 - 13:38
砂糖:反発、世界市場の需給逼迫観測が改めて買い呼び込む
[場況]
ICE-US砂糖3月限終値:12.57↑0.18
NY砂糖は反発。主要国の生産減少により世界需給が逼迫するとの見方が改めて買い材料視される中、しっかりと買いが集まった。3月限は夜間の時間帯は売りが優勢、ややマイナス圏に入ったあたりを中心としたもみ合いが続いた。NYに入ってもしばらくは上値が重いままだったが、中盤には買い意欲が強まりプラス圏を回復。昼からはまとまった買いが断続的に入り、引け間際には12.61セントの高値をつけた。
Posted by 松 11/8/19 - 13:15
米国内で稼動中のリグ(掘削機)は817基と前週から5基減少
[エネルギー]
北米稼動リグ(掘削機)数
出所:ベーカーヒューズ社
11月8日 | 前週比 | 前年比 | (%) | |
米国合計 | 817 | ↓ 5 | ↓ 264 | ↓24.42% |
>陸上油田 | 793 | ↓ 6 | ↓ 264 | ↓24.98% |
>海上 | 23 | ↑ 1 | ↑ 2 | ↑9.52% |
>>メキシコ湾 | 22 | ↑ 1 | ↑ 1 | ↑4.76% |
カナダ | 140 | ↓ 2 | ↓ 56 | ↓28.57% |
北米合計 | 957 | ↓ 7 | ↓ 320 | ↓25.06% |
Posted by 松 11/8/19 - 13:03
USDA需給:砂糖国内在庫は引き下げ、生産の下方修正背景
[砂糖]
USDA需給報告・砂糖
出所:米農務省、NY12:00発表、単位1,000トン
砂糖 | 19/20年 | 修正 | 前年比 | 18/19年 | 修正 | 17/18年 |
生産 | 8612 | ↓ 572 | ↓4.25% | 8994 | ↑ 59 | 9293 |
ビート糖 | 4588 | ↓ 467 | ↓7.07% | 4937 | ↑ 30 | 5279 |
砂糖きび糖 | 4024 | ↓ 105 | ↓0.81% | 4057 | ↑ 29 | 4014 |
輸入 | 3159 | ↓ 6 | ↑ 2.90% | 3070 | ↑ 3 | 3277 |
>輸入枠内 | 1621 | ↓ 6 | ↑ 5.19% | 1541 | ↑ 1 | 1663 |
食用消費 | 12125 | ↓ 25 | ↑ 0.16% | 12106 | ↓ 19 | 12048 |
期末在庫 | 1285 | ↓ 499 | ↓27.77% | 1779 | ↑ 54 | 2008 |
在庫率 | 10.48% | ↓ 4.04 | - | 14.47% | ↑ 0.43 | 16.14% |
Posted by 松 11/8/19 - 12:41
USDA需給:世界在庫はコーンが大幅引き下げ、小麦と大豆引き上げ
[穀物・大豆]
USDA需給報告・世界
出所:米農務省、NY12:00発表、単位100万トン
19/20年 | 修正 | 前年比 | 市場予想 | 18/19年 | 修正 | |
小麦 | ||||||
生産 | 765.55 | ↑ 0.32 | ↑ 4.69% | - | 731.28 | ↑ 0.78 |
消費 | 755.17 | ↑ 0.06 | ↑ 2.59% | - | 736.11 | ↓ 0.30 |
期末在庫 | 288.28 | ↑ 0.48 | ↑ 3.74% | - | 277.90 | ↑ 0.22 |
コーン | ||||||
生産 | 1102.16 | ↓ 1.85 | ↓2.03% | - | 1125.01 | ↑ 1.79 |
消費 | 1126.27 | ↑ 0.78 | ↓1.78% | - | 1146.67 | ↑ 6.14 |
期末在庫 | 295.96 | ↓ 6.59 | ↓7.53% | - | 320.06 | ↓ 3.97 |
大豆 | ||||||
生産 | 336.56 | ↓ 2.41 | ↓6.04% | - | 358.21 | ↓ 0.56 |
消費 | 349.60 | ↓ 2.74 | ↑ 1.56% | - | 344.24 | ↓ 1.13 |
期末在庫 | 95.42 | ↑ 0.21 | ↓12.99% | - | 109.66 | ↓ 0.21 |
Posted by 松 11/8/19 - 12:39
USDA需給:国内在庫は小麦とコーンが小幅引き下げ、大豆引き上げ
[穀物・大豆]
USDA需給報告
出所:米農務省、NY12:00発表、単位:100万ブッシェル、イールドはブッシェル/エーカー
小麦 | 19/20年 | 修正 | 前年比 | 市場予想 | 18/19年 | 修正 |
>イールド | 51.7 | ↑ 0.1 | ↑ 8.61% | - | 47.6 | →0.0 |
>生産 | 1920 | ↓ 42 | ↑ 1.86% | - | 1885 | →0 |
期末在庫 | 1014 | ↓ 29 | ↓6.11% | 1035 | 1080 | →0 |
コーン | 19/20年 | 修正 | 前年比 | 市場予想 | 18/19年 | 修正 |
>イールド | 167.0 | ↓ 1.4 | ↓5.33% | 167.5 | 176.4 | →0.0 |
>生産 | 13661 | ↓ 118 | ↓5.26% | 13643 | 14420 | →0 |
期末在庫 | 1910 | ↓ 19 | ↓9.65% | 1817 | 2114 | →0 |
大豆 | 19/20年 | 修正 | 前年比 | 市場予想 | 18/19年 | 修正 |
>イールド | 46.9 | →0.0 | ↓7.31% | 46.6 | 50.6 | →0.0 |
>生産 | 3550 | →0 | ↓19.83% | 3510 | 4428 | →0 |
期末在庫 | 475 | ↑ 15 | ↓47.97% | 428 | 913 | →0 |
Posted by 松 11/8/19 - 12:34
10月の中国大豆輸入、前月から24.6%減少・税関総局
[穀物・大豆]
中国税関総局の暫定データによると、10月の大豆輸入は618万1000トンと、前月から24.6%減少した。1月から10月まであわせて7069万1000トンになり、前年同期を8.1%下回る。
Posted by 直 11/8/19 - 10:56
仕向け先不明で21万7040トンのコーン輸出成約報告・USDA
[穀物・大豆]
米農務省(USDA)は8日、民間業者から仕向け先不明で21万7040トンの2019/20年度産コーン輸出成約報告を受けたことを発表した。USDAは輸出業者に対し、10万トン以上の成約について翌日までの報告を義務付けている。
Posted by 直 11/8/19 - 10:48
仕向け先不明で27万トンの大豆輸出成約報告・USDA
[穀物・大豆]
米農務省(USDA)は8日、民間業者から仕向け先不明で27万トンの2019/20年度産大豆輸出成約報告を受けたことを発表した。USDAは輸出業者に対し、10万トン以上の成約について翌日までの報告を義務付けている。
Posted by 直 11/8/19 - 10:48
2019/20年ウクライナ穀物輸出、11月6日時点で前年44%上回る
[穀物・大豆]
ウクライナ政府によると、2019/20年度(7-6月)穀物輸出は11月6日時点で2005万トンとなり、前年同期を44%上回った。このうち小麦が1187万トン、コーンは457万トンで、それぞれ前年同期から53.6%、44.5%増加。
Posted by 直 11/8/19 - 10:07
11月ロイター/ミシガン大消費者指数は95.7に上昇、予想も上回る
[経済指標]
ロイター/ミシガン大消費者指数
出所:ロイター/ミシガン大学、NY10:00発表
19年11月 | 19年10月 | 市場予想 | ||
消費者指数速報値 | 95.7 | 95.5 | 95.0 |
Posted by 松 11/8/19 - 10:05
2020年ブラジル大豆生産、過去2番目の高水準見通し・Abiove
[穀物・大豆]
ブラジルの油種加工業協会(Abiove)は、同国の2020年大豆生産が1億2280万トンになるとの初回見通しを発表した。前年から4.2%増加し、2018年に記録した過去最高の1億2308万1000トンに次いで過去2番目の高水準を記録する。輸出は7500万トンの予想で、前年から4.2%の増加になる。前年の13.5%の落ち込みからやや改善の見通しである。
このほか、国内の大豆ミール消費が前年比3.7%増の1690万トンと過去最高を見通しており、豚肉や鶏肉の生産増加が背景にあるという。圧搾は2.6%増えて4400万トンとみており、これも過去最高を更新する、
Posted by 直 11/8/19 - 10:03
9月卸売在庫は前月から0.41%減少、予想上回る落ち込み
[経済指標]
卸売在庫・在庫率
出所:米国勢調査局、NY10:00発表、季節調整値、単位100万ドル
19年9月 | 前月比 | 19年8月 | 市場予想 | ||
卸売在庫 | 676710 | ↓0.41% | ↑0.05% | ↓0.1% | |
卸売在庫率 | 1.357 | ↓0.006 | 1.363 |
Posted by 松 11/8/19 - 10:01
19/20年度世界砂糖生産、前年から2.8%減少見通し・FAO
[砂糖]
国連食糧農業機関(FAO)は、2019/20年度の世界砂糖生産が1億7510万トンと、前年から2.8%減少する見通しを発表した。2年連続ダウンになり、インドやタイ、パキスタンで悪天候から減産が予想されているためという。一方、世界の砂糖消費は前年から1.4%増えて1億7750万トンになると予想。生産を上回る見方である。
消費について、アフリカ、中東、中南米では一人当たりの所得増加や価格下落を反映して消費増加が進むとの見方を示した。ただ、世界の伸び率は過去10年平均を下回り、健康面での懸念が背景にあると指摘した。
貿易は前年比1.3%増の5630万トンの見通しで、輸入需要が堅調なうえ、主要輸出国の供給が潤沢なことを理由に挙げた。一部政府の輸出促進策も貿易を押し上げるとコメント。ブラジルとインドの輸出増加を見込む一方、タイでは生産が11%減少するとの見通しから輸出が落ちるとした。期末在庫見通しは9140万トンで、前年から2.6%減少。
Posted by 直 11/8/19 - 09:29
中国の10月原油輸入は前月から6.79%増加・税関総局
[エネルギー]
中国税関総局が8日に明らかにしたデータによると、同国の10月の原油輸入は4,551万1,000トン(日量1,076.11万バレル)と9月の日量1,007.66万バレルから6.79%増加した。前年比では11.55%の増加となる。年初来の累計では4億1,454万5,000トン(日量999.54万バレル)と、前年同期を10.47%上回っている。石油製品の輸入は221.6万トンと、前月の214.3万トンから3.41%増加、前年の255.0万トンからは13.10%減少した。年初来の累計では2,485.0万トンと、前年同期を9.21%下回っている。
Posted by 松 11/8/19 - 08:22
19/20年アルゼンチン大豆作付、前年比1.2%増加見通し・BA取引所
[穀物・大豆]
アルゼンチンのブエノスアイレス穀物取引所は11月7日付クロップレポートで、2019/20年度の大豆作付が1760万ヘクタールと、前年から1.2%増加する見通しを示した。作付は6日時点で8.7%終了し、前年同期を0.7ポイント下回る。この一週間北部や南部で作業が進み、北部の作付については26.7%終了ともいう。
Posted by 直 11/8/19 - 08:22
アルゼンチンコーン作付、6日時点で42.7%終了・BA取引所
[穀物・大豆]
アルゼンチンのブエノスアイレス穀物取引所のクロップレポートによると、2019/20年度コーン作付は11月6日時点で事前予想の640万ヘクタールの42.7%終了となった。前週の40.2%からアップ、前年同期の35.9%も上回る。9月に作付を終えたコーンについては、良好な状態の中で生育が進んでいるという。
Posted by 直 11/8/19 - 08:21
19/20年度アルゼンチン小麦収穫、6日時点で7.1%終了・BA取引所
[穀物・大豆]
アルゼンチンのブエノスアイレス穀物取引所のクロップレポートによると、2019/20年度小麦収穫は11月6日時点で7.1%終了した。前週の3.5%からアップで、前年同期に10%を超えていたのに比べると作付が遅れている。北西部で最も作業が進み、サンタフェ州の北部中央で始まったとコメント。取引所は生産見通しを1880万トンで据え置いた。
Posted by 直 11/8/19 - 08:21
7日のOPECバスケット価格は62.32ドルと前日から0.07ドル下落
[エネルギー]
OPECバスケット価格
出所:石油輸出国機構(OPEC)、単位:ドル/バレル
日付 | バスケット価格 | 前日比 |
11/7 (木) | 62.32 | ↓0.07 |
11/6 (水) | 62.39 | ↓0.18 |
11/5 (火) | 62.57 | ↑0.57 |
11/4 (月) | 62.00 | ↑1.81 |
11/1 (金) | 60.19 | ↓0.33 |
Posted by 松 11/8/19 - 06:26
11/8(金)の予定
[カレンダー]
経済指標
・9月卸売在庫・在庫率 (10:00)
・11月ロイター/ミシガン大消費者指数速報値 (10:00)
エネルギー
・北米稼動リグ(掘削機)数 (13:00)
農産物
・USDA需給報告 (12:00)
・USDA需給報告・世界 (12:00)
・ブラジルサンパウロ州アルコール価格指数
・CFTC建玉報告 (15:30)
納会日
・コーヒー 12月限OP 納会
Posted by 松 11/8/19 - 06:24
2019年11月07日(木)
債券:大幅反落、米中貿易協議の進展観測から売り膨らむ
[場況]
債券は大幅反落。米中の段階的な関税撤回の可能性が報じられ、貿易協議の進展観測から株式相場が上昇、安全資産とされる再建には売りが膨らんだ。夜間取引では前日の買いの流れを引き継ぎ、10年債利回りは1.80%まで低下したが、関税絡みのニュースが伝わると急速に売りが膨らみ、上昇に転じた。ほぼ一本調子で上げ、通常取引で1.9%を上抜け。さらに上がり、午後に1.97%と8月1日以来の高水準を付けた。ただ、てその後は米政権内で関税撤廃に対する強い反発があると報道もあって売りペースが鈍り、1.9%台前半に上昇幅縮小となった。
Posted by 直 11/7/19 - 17:33
FX:ドル高、米中の関税撤回合意受けて景気減速懸念が後退
[場況]
ドル/円:109.26、ユーロ/ドル:1.1049、ユーロ/円:120.75 (NY17:00)
為替はドル高が進行。米中が関税の段階的な撤回で合意したと伝わり、景気減速に対する懸念が後退する中、米長期金利の上昇につれてドルに買いが集まった。ドル/円は東京では前日の流れを継いだ売りが優勢、108円台後半で軟調に推移した。午後に中国が関税の撤回合意を発表すると一転して買いが加速、ロンドンでは109円台前半まで値を切り下げての推移となった。NYに入ると米株の上昇につれて改めて買い意欲が強まり、昼には109円台半ばまで上げ幅を拡大。午後には関税撤回に対して米政権内に強烈な抵抗があるとの見方が伝わり、109円台前半まで売りに押し戻された。
ユーロ/ドルは東京では1.10ドル台半ばから後半のレンジ内で、やや上値の重い展開。午後からは米中の関税撤回合意を受けて買い意欲が強まり、1.1090ドルまで値を伸ばした。NYに入ると流れは一転、米金利の上昇を受けて売りに押し戻される展開となり、1.10ドル台半ばまで反落。午後には売りも一服、動意も薄くなった。ユーロ/円は東京では売りが先行、120円台前半まで値を切り下げての推移となった。午後には一転して買い意欲が強まり、ロンドンに入ると121円台まで一気に値を回復。NYに入ると買いも一服、120円台後半でのもみ合いが続いた。
Posted by 松 11/7/19 - 17:17
ブラジルコーヒー輸出:7日現在16.98万袋と前月を117.7%上回る
[コーヒー]
ブラジルコーヒー生豆輸出
出所:ブラジルコーヒー生豆輸出協会(CECAFE)、単位1,000袋(60kg)
11月7日 | 11月累計 | 前月(10/7) | 前月比 | 前年比 | |
輸出合計 | 40.674 | 169.835 | 78.031 | ↑117.7% | ↓31.6% |
>アラビカ種 | 38.329 | 164.721 | 70.941 | ↑132.2% | ↓27.5% |
>ロブスタ種 | 0.320 | 0.320 | 6.887 | ↓95.4% | ↓98.5% |
>インスタント | 2.025 | 4.794 | 0.203 | ↑2261.6% | ↓77.3% |
Posted by 松 11/7/19 - 17:04
大豆:反発、米中の段階的な関税撤回報道などが買いを支援
[場況]
CBOT大豆1月限終値:936-1/2↑9-0
シカゴ大豆は反発。米中の段階的な関税撤回の可能性が報じられ、また週間輸出成約高が強い内容だったことなどが買いを支援した。1月限は夜間取引でまず小動きとなってから、買いが進み930セント台前半に上昇。通常取引に入っていったん930セントを挟んでもみ合った後、改めて買いに弾みが付き、急速に値を伸ばした。取引終盤には930セント台後半に上昇した。
Posted by 直 11/7/19 - 16:55
コーン:続落、買い材料乏しく需給報告控えポジション調整の売り
[場況]
CBOTコーン12月限終値:375-1/4↓3-1/2
シカゴコーンは続落。買い材料に乏しく、8日にUSDA需給報告の発表を控えていることもあり、ポジション調整の売りが出た。夜間取引では12月限は上下に振れる展開だったのから、通常取引開始後に売りが膨らみ、値を下げた。373-3/4セントと9月30日以来の安値を更新して売りもスローダウン。ただ、売りの流れは切れることもなく、いったん下げ渋った後、引けにかけて改めて弱含んだ。
Posted by 直 11/7/19 - 16:51
小麦:反落、低調な週間輸出成約高背景に売りの展開
[場況]
CBOT小麦12月限終値:512-1/2↓4-1/4
シカゴ小麦は反落。低調な週間輸出成約高を背景に売りの展開になった。12月限は夜間取引でもみ合った後、買いが集まり上昇に転じた。ただ、520セント近くまで値を伸ばすと買いも息切れとなり、通常取引では改めて売りが膨らみ一気に510セント台前半に下落した。一時下げ幅を縮めても、前日の終値まで超えるとすぐに売りが台頭し、取引終盤に本日の安値圏に押し戻された。
Posted by 直 11/7/19 - 16:49
株式:上昇、米中による段階的な関税撤回の合意を好感
[場況]
ダウ工業平均:27,674.80↑182.24
S&P500:3,085.18↑8.40
NASDAQ:8,434.52↑23.89
NY株式は上昇。米中が段階的な関税の撤回で合意したと伝わり、景気減速に対する懸念が後退する中で投機的な買いが相場を主導、ダウ工業平均とS&P500種は終値ベースでの史上最高値を再び更新した。ダウ平均は寄り付きから買いが先行、中盤には上げ幅も200ポイント台後半まで拡大した。買い一巡後もしばらくは高値圏を維持しての推移、午後遅くには米政権内で関税撤回に対する激しい抵抗があると伝わったことを受けて売りに押し戻される場面も見られたが、下げ幅は限定的なものにとどまった。
セクター別では、エネルギーがしっかりと上昇したほか、銀行株や半導体、コンピューター関連にも買いが集まった。一方で金鉱株は下落、公益株や保険、薬品も下げが目立った。ダウ銘柄では、ダウ(DOW)が2.80%の上昇、ユナイテッド・ヘルス(UNH)やゴールドマン・サックス(GS)、エクソン・モービル(XOM)も2%を超える上昇となった。一方でウォルグリーン(WBA)は1.38%の下落、コカコーラ(KO)やファイザー(PFE)も値を下げた。
Posted by 松 11/7/19 - 16:44
9月消費者信用残高は前月から95.1億ドル増加、予想下回る
[経済指標]
消費者信用残高
出所:連邦準備制度理事会(FRB)、NY15:00発表、季節調整値、単位10億ドル、年率換算
19年9月 | 前月比 | (年率) | 19年8月 | 市場予想 | |
消費者信用残高 | 4149.29 | ↑9.51 | ↑2.8% | ↑17.84 | ↑14.00 |
>回転(Revolving) | 1076.99 | ↓1.11 | ↓1.2% | ↓2.21 | |
>非回転(Nonrevolving) | 3072.30 | ↑10.63 | ↑4.2% | ↑20.05 |
Posted by 松 11/7/19 - 15:05
天然ガス:続落、強気の在庫統計にも関わらず手仕舞い売り膨らむ
[場況]
NYMEX天然ガス12月限終値:2.772↓0.056
NY天然ガスは続落。目先中西部や北東部で厳しい冷え込みが続くとの予報が下支えとなる中、在庫統計が予想を下回る積み増しにとどまったことを受けて買いが集まったものの、その後は材料出尽くし感もあってポジション整理の売りに押し戻された。12月限は夜間取引から売りが優勢、早朝には2.80ドルを割り込んでの推移となった。通常取引開始後は徐々に値を回復、在庫統計発表後は買い加速し2.80ドル台後半まで一気に値を伸ばしたものの、早々に息切れ。昼前からは一転して売り圧力が強まり、マイナス転落して取引を終了した。
Posted by 松 11/7/19 - 14:56
石油製品:ガソリンが反発する一方、暖房油は小幅続落
[場況]
RBOBガソリン12月限:1.6355↑0.0093
暖房油12月限:1.9203↓0.0075
NY石油製品はガソリンが反発する一方、暖房油は小幅続落。相場は夜間取引から買いが先行、株や原油の上昇が下支えとなる中、朝方にかけてしっかりと値を切り上げる展開となった。中盤には売りに押し戻されマイナス転落する場面も見られたものの、早々に下げ止まり。昼前からは改めて買い意欲が強まりガソリンは大きく値を伸ばしたが、暖房油は最後まで上値が重いまま取引を終了した。
Posted by 松 11/7/19 - 14:56
原油:大幅反発、景気減速懸念後退やOPECの減産観測が下支え
[場況]
NYMEX原油12月限終値:57.15↑0.80
NY原油は大幅反発。米中が関税の段階的な撤回で合意、景気減速に対する懸念が後退する中、投機的な買いがしっかりと相場を押し上げる展開となった。OPECプラスが12月の総会で追加減産に踏み切るとの見方も、強気に作用した。12月限は夜間取引から買いが先行、早朝にかけては57ドル台を回復しての推移となった。朝方には57ドル台半ばまで上げ幅を拡大、中盤には一旦売りに押し戻される場面も見られたものの、押し目では買い意欲も強く、すぐに値を回復。昼前からは改めて騰勢を強める格好となり、57ドル台後半まで値を伸ばした。引けにかけては価格調整が進んだが、57ドル台は維持して取引を終了した。
Posted by 松 11/7/19 - 14:56
金:大幅反落、米中の段階的な関税撤回合意受けて売りが加速
[場況]
COMEX金12月限終値:1,466.4↓26.7
NY金は大幅反落。米中が段階的な関税の撤回で合意したと伝わり、投資家のリスク志向が改めて強まる中、長期金利の上昇やドル高の進行を嫌気する形で投機的な売りが加速した。12月限は夜間取引ではややマイナス圏に入ったあたりでの小動き、その後中国が米国と関税撤回で合意したと発表したことを受け、1,480ドル台後半まで値を崩した。その後も売りの勢いが衰えず、早朝には1,480ドル台前半まで下げ幅を拡大。通常取引開始後には買い戻しが集まる場面も見られたが、株式市場が開くと売り一色の展開となり、昼前には1,460ドル台前半まで一気に値を崩した。
Posted by 松 11/7/19 - 13:50
コーヒー:続伸、これまでの流れ継いだ投機的な買い集まる
[場況]
ICE-USコーヒー12月限終値:109.10↑1.10
NYコーヒーは続伸。需給面に新たな材料が出た訳ではなかったが、これまでの流れを継いだ投機的な買いがしっかりと相場を押し上げた。対ドルでのブラジルレアル高の進行も強気に作用した。12月限は夜間の時間帯は売りが優勢、ややマイナス圏に入ったあたりでのもみ合いが続いた。NYに入ってもしばらくは動きが見られなかったが、その後買い意欲が強まりプラス圏を回復。中盤以降は再び動きが鈍ったものの、引けにかけてまとまった買いが入ると、109セント台まで上げ幅を拡大した。
Posted by 松 11/7/19 - 13:17
砂糖:続落、材料難の中で前日の流れ継いだ売りに押される
[場況]
ICE-US砂糖3月限終値:12.39↓0.17
NY砂糖は続落。需給面で新たな材料が見当たらない中、前日の流れを継いだポジション整理の売りが相場を主導した。3月限は夜間の取引開始から売りが先行、12.40セント台まで値を切り下げての推移となった。朝方にかけては買い意欲が強まり、12.50セント台を回復。NYに入ってもしばらくは同水準での推移が続いたが、中盤にまとまった売りが出ると、12.35セントの安値まで急反落。売り一巡後も最後まで上値の重い展開が続いた。
Posted by 松 11/7/19 - 13:17
30年債入札、応札倍率は2.23、最高利回りは2.430%
[金融・経済]
30年債入札
出所:米財務省、単位100万ドル
30年債 | 応札額 | 発行額 | 応札倍率 | 前回(10/10) |
合計 | 42419.1 | 19000.0 | 2.23 | 2.25 |
競争入札分 | 42404.8 | 18985.7 | 2.23 | 2.25 |
顧客注文比率(外国中銀含む) | 58.79% | 58.52% | ||
最高落札利回り(配分比率) | 2.430% | (51.75%) | 2.170% |
Posted by 松 11/7/19 - 13:06
19/20年度タイ砂糖生産、雨不足背景に17.2%減少見通し
[砂糖]
タイ製糖協会の会長は7日にメディアに対し、同国の2019/20年度砂糖生産が1200万トンと、前年から17.2%減少する見通しを示した。砂糖きびの生産予想が前年比15.4%減の1億1000万トン。モンスーンの降雨不足が背景にあり、依然として干ばつが続いている生産地もあるという。2019/20年度の輸出は850万トンを見通し、これも前年から約2割ダウンになる。同氏はまた、ほとんどの農家が干ばつ耐性の高い作物に乗り換え始めていることを指摘し、2020/21年の砂糖きびと砂糖生産が一段と減少すると述べた。
Posted by 直 11/7/19 - 11:07
オーストラリア砂糖きび圧搾、11月3日時点で89.1%終了
[砂糖]
オーストラリアの砂糖製造業者協議会(ASMC)によると、国内の2019年砂糖きび圧搾は11月3日時点で2686万4137トンと、事前予想の89.1%終了した。圧搾は3日までの一週間で127万1931トン。ASMCは2019年の砂糖きび圧搾見通しを3016万3461トンと、従来の3015万8759トンからやや引き上げた。シーズン初めの生産見通しは3165万9480トンだったが、その後断続的に修正となっている。
Posted by 直 11/7/19 - 10:52
19/20年世界穀物生産見通し、小幅ながら一段と引き下げ・FAO
[穀物・大豆]
国連食糧農業機関(FAO)は7日付のレポートで、世界の2019/20年度穀物生産見通しを27億400万トンと、10月の前回報告での27億630万トンから小幅ながら一段と引き下げた。前年比にすると1.8%増加。
コーンを含めて雑穀の生産予想を14億2680万トンから14億2550万トンに僅かに下方修正した。主にメキシコのコーンとオーストラリアのオオムギの下方修正が背景にあり、いずれも乾燥の影響を指摘。ただ、世界生産は前年との比較で1.3%増加する。小麦生産見通しを7億6600万トンから7億6500万トンに小幅引き下げた。オーストラリアで引き続き雨不足が見通しを悪化させており、またカザフスタンでデモ乾燥被害が懸念されているという。一方、欧州連合(EU)やウクライナは上方修正。また、世界生産は下方修正でも前年比4.5%増加、過去最高を更新する。
FAOはこのほか北半球で始まった2020年の小麦作付について、EUで土壌水分の不足から作業が遅れていることを指摘した。ウクライナでも乾燥の影響から作付が減少する可能性を示唆。反面、ロシアでは天候に恵まれ、政府の輸出促進策もあって増反予想とした。南半球では2020年収穫の雑穀作付が開始し、南アフリカで価格上昇や好天気を背景に作付が増えることを見越す。ブラジルとアルゼンチンでは9月と10月の雨不足が作付に影響を及ぼしているが、輸出需要もあり、前年と同水準の見通しに変わらないという。
2019/20年度の穀物消費予想は27億1360万トンから27億920万トンに下方修正した。前年から0.8%増加で、過去最高更新の見通しに変わらない。小麦消費を7億6150万トンから7億5950万トンに下方修正、前年との比較にして1.5%の増加になる。雑穀消費は14億3580万トンから14億3390万トンに引き下げ、前年に比べて0.2%の増加になる。
穀物の貿易は4億1530万トンの従来予想から4億1510万トンに修正した。前年からは0.7%増加。期末在庫は8億4990万トンから8億4950万トンに小幅引き下げ、前年を1.5%下回る。
Posted by 直 11/7/19 - 10:46
天然ガス在庫は340億立方フィートの積み増し、予想下回る
[エネルギー]
天然ガス在庫統計
出所:米エネルギー省情報局(EIA)、NY10:30発表、単位10億立方フィート
天然ガス在庫 | 11月1日 | 前週比 | 市場予想 | 前年比 | 過去5年平均比 |
全米(48州) | 3729 | ↑ 34 | ↑ 44 | ↑ 16.24% | ↑ 0.99% |
Posted by 松 11/7/19 - 10:33
19/20年世界小麦生産見通し、3回連続下方修正・AMIS
[穀物・大豆]
農産物市場情報システム(AMIS)は月次レポートで、世界の2019/20年度小麦生産見通しを7億6500万トンと、10月の前回報告時の7億6600万トンから小幅引き下げた。これで3回連続の下方修正になり、カザフスタンの下方修正、またオーストラリアの見通しがさらに悪化したことを理由にしている。ただ、世界生産は前年比にすると4.5%の増加。
消費予想は7億6150万トンから7億5950万トンに引き下げた。飼料需要を下方修正。前年との比較では1.5%%増加する。2019/20年度の貿易は1億7210万トンの見通しで、これも従来の1億7350万トンから下方修正。アフガニスタンなどアジアの輸入が当初の予想以下であることを反映しているという。前年と比べると2.3%増加。期末在庫は2億7290万トンから2億7490万トンに引き上げた。ロシアを引き下げたが、それ以上に欧州連合(EU)を上方修正し、全体を押し上げる格好になったという。前年からは1.9%増加。
AMISは、市場の透明性を高めることなどを目的に主要20カ国・地域(G20)が設立した。
Posted by 直 11/7/19 - 10:13
19/20年度世界コーン生産見通し下方修正、前年比0.4%増加・AMIS
[穀物・大豆]
農産物市場情報システム(AMIS)は月次レポートで、世界の2019/20年度コーン生産見通しを11億2260万トンと、10月の前回報告時の11億2410万トンからやや引き下げた。メキシコの下方修正が背景にあるが、前年比は0.4%と僅かにも増加で、過去2番目の高水準になる。
消費予想は11億4150万トンとし、30万トン引き下げた。この結果、前年の推定11億4160万トンを僅かに下回る。食用需要は増加でも、飼料用が米国を中心に減少する見通しを示した。一方、貿易は1億6150万トンの見通しとし、80万トン上方修正。それでも前年の過去最高からは減少の見方に変わらない。期末在庫は3億3100万トンの見通しで、米国の下方修正を背景に3億3720万トンから引き下げ。前年からは7.1%減少する。
AMISは、市場の透明性を高めることなどを目的に主要20カ国・地域(G20)が設立した。
Posted by 直 11/7/19 - 10:12
19/20年度世界大豆生産見通し4回連続下方修正・AMIS
[穀物・大豆]
農産物市場情報システム(AMIS)は月次レポートで、2019/20年度の世界大豆生産見通しを3億4310万トンと、10月の前回報告の3億4620万トンから4回連続で引き下げた。米国とインド、ロシアを下方修正。前年比にして5%の減少になる。
2019/20年度消費予想は3億5920万トンから、3億5550万トンに引き下げた。主にアルゼンチン、ブラジル、中国、インドの圧搾需要が当初の予想以下であるためとコメント。ただ、前年からは1.5%増加する。貿易は1億5050万トンの見通しで、50万トン引き上げた。前年比ほぼ変わらず。期末在庫見通しは4820万トンから4700万トンに引き下げた。米国を一段と下方修正した結果という。前年からは20.7%の減少。
AMISは、市場の透明性を高めることなどを目的に主要20カ国・地域(G20)が設立した。
Posted by 直 11/7/19 - 10:11
中国向けで13.6万トンの大豆輸出成約報告・USDA
[穀物・大豆]
米農務省(USDA)は7日、民間業者から中国向けで13万6000トンの2019/20年度産大豆輸出成約報告を受けたことを発表した。USDAは輸出業者に対し、10万トン以上の成約について翌日までの報告を義務付けている。
Posted by 直 11/7/19 - 09:20
フィリピン向けで13.3万トンの大豆ミール輸出成約報告・USDA
[穀物・大豆]
米農務省(USDA)は7日、民間業者からフィリピン向けで13万3000トンの2019/20年度産大豆ミール輸出成約報告を受けたことを発表した。USDAは輸出業者に対し、10万トン以上の成約について翌日までの報告を義務付けている。
Posted by 直 11/7/19 - 09:20
ロシアの金及び外貨準備高は前週から30億ドル増加
[メタル]
ロシア中銀が7日に発表した週次データによると、同国の金及び外貨準備高は11月1日時点で5,429億ドルと、前週から30億ドル増加した。年初の4,685億ドルからは、744億ドルの増加となる。
Posted by 松 11/7/19 - 09:18
ロシア小麦生産見通し、天候要因から下方修正・USDAアタシェ
[穀物・大豆]
米農務省(USDA)アタシェによると、ロシアの2019/20年度小麦生産見通しは7400万トンと、従来の7900万トンから下方修正となった。中部やボルガ地方では多雨に見舞われた一方、ウラル地方、シベリア連邦管理区の一部で乾燥が長引くなど天候要因からイールドが事前予想を下回る見通しとなったことが背景にある。前年からは増加予想に変わらないが、伸び率は下方修正前の10%から3.2%に小さくなる。
輸出は3400万トンの予想で、3750万トンから引き下げられ、また前年から4.8%減少となる。ウクライナや欧州連合(EU)との競争に加え、米国の輸出による影響も懸念されると指摘。ロシア・ルーブルの上昇、規制や輸送コストが足かせであるという。
一方、コーン生産は前年比13.9%増の1300万トンとなった。南部ではイールド不振が報告されているものの、黒土地帯の改善が生産を押し上げるとの見方である。輸出が404万トンとみられ、前年から40.4%増加。
Posted by 直 11/7/19 - 08:38
輸出成約高:小麦とコーンは前週から減少、大豆は増加
[穀物・大豆]
USDA輸出成約高
出所:米農務省、NY8:30発表、単位1,000トン
10/31/19 | 今年度 | 次年度 | 合計 | 前週比 | 市場予想 | |
小麦 | 360.6 | 0.0 | 360.6 | ↓27.0% | 350.0 〜600.0 | |
コーン | 487.9 | 0.0 | 487.9 | ↓11.1% | 300.0 〜650.0 | |
大豆 | 1807.4 | 0.0 | 1807.4 | ↑91.5% | 600.0 〜1200.0 | |
大豆ミール | 262.4 | 0.0 | 262.4 | ↑46.2% | 150.0 〜300.0 | |
大豆油 | 3.8 | 0.1 | 3.9 | ↓87.0% | 5.0 〜25.0 |
Posted by 松 11/7/19 - 08:36
失業保険新規申請件数は21.1万件に減少、予想も下回る
[経済指標]
失業保険新規申請件数
出所:米労働省、NY8:30発表、季節調整値、単位1,000件
11月2日 | 前週比 | 10月26日 | 市場予想 | ||
新規申請件数 | 211.00 | ↓ 8.00 | 219.00 | 217.00 | |
4週平均 | 215.25 | ↑ 0.25 | 215.00 | - | |
継続受給件数 | 1689.00 | NA |
Posted by 松 11/7/19 - 08:31
6日のOPECバスケット価格は62.39ドルと前日から0.18ドル下落
[エネルギー]
OPECバスケット価格
出所:石油輸出国機構(OPEC)、単位:ドル/バレル
日付 | バスケット価格 | 前日比 |
11/6 (水) | 62.39 | ↓0.18 |
11/5 (火) | 62.57 | ↑0.57 |
11/4 (月) | 62.00 | ↑1.81 |
11/1 (金) | 60.19 | ↓0.33 |
10/31 (木) | 60.52 | ↓0.72 |
Posted by 松 11/7/19 - 07:00
11/7(木)の予定
[カレンダー]
経済指標
・失業保険新規申請件数 (08:30)
・30年債入札 (13:00)
・9月消費者信用残高 (15:00)
エネルギー
・EIA天然ガス在庫統計 (10:30)
農産物
・USDA輸出成約高 (08:30)
Posted by 松 11/7/19 - 06:58
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